電話で話した内容を自動で会話を録音することができ、AIによる文字起こしができるアプリの中でも気軽・簡単に利用できるおすすめのアプリ「コネクト」をご紹介します。
目次
コネクトとは
LINEなどと異なり、電話であれば相手の反応を確認しながら意思疎通ができるため、非常に便利である反面、数日話すと何を話したのか忘れてしまった経験がある方は多いのではないでしょうか。
そこで便利なアプリがこの「コネクト」です。
電話をかける際に、スマホの電話帳アプリなどから相手を選んで通話するかと思いますが、それを「コネクト」に切り替えると
- 自動で会話内容を「録音」
- 自動で会話内容が「文字起こし」
といったことが可能となります。
ざっくりとした利用イメージは以下の動画が参考になります。
文字起こしの精度
利用検討にあたって重要な文字起こしの精度ですが、以下のような会話をコネクトを通して文字起こししてみました。
30代男性
20代女性
30代男性
20代女性
30代男性
20代女性
結果は、以下のとおりです。
30代男性
20代女性
30代男性
20代女性
30代男性
20代女性
100%完璧に文字起こしといったところまでは難しいですが、今回のように8割程度の精度があれば、あとから見返した際に、会話の内容を思い出すことができるので、十分といった感じかと思います。
録音データについても音途切れもなくしっかり録音されていたため問題ありませんでした。
コネクトの利用プラン
コネクトの料金プランは3種類あり概要は以下のとおりです。
フリープラン | かけ放題プラン | 60分チャージ | |
料金 | 無料 | 3,300円/月 | 1,200円 |
発信 | 5分/月 | 無制限 | 60分 (期間制限なし) |
着信 | 無制限 | 無制限 | 無制限 |
通話記録確認 | 20時間 | 100時間 | 60分 |
ダウンロード | 不可 | 録音・通話記録可 | 不可 |
アプリのインストールをすると自動でフリープランへの加入となりますが、月に5分までしか発信できないため、意味合いとしては、使い勝手の確認をする目的のプランとなっています。
コネクトの注意点
コネクトアプリに関する疑問点などは、コネクトアプリ内にあるお問い合わせから行うことをおすすめします。
不明点を質問すると、チャットボットが1秒程度でレスを返してくれます。
その他、コネクトを利用する際の勘違いしやすい注意点をまとめます。
コネクトを利用した通話のみ文字起こし・録音対象
コネクトのアプリを入れるだけで、スマホに入っている電話帳アプリや通話アプリから発信した会話を文字起こし・録音してくれるわけではありません。
あくまで、コネクトアプリを起動し、コネクトアプリから発信・着信した通話のみが対象となります。
着信を受ける場合は、着信転送設定が必要
コネクトから相手へ発信する際は、コネクトのアプリを使用することで、文字起こし・録音の対象となりますが、相手がコネクトアプリを使用していない通常の発信をしてきた場合、特に設定をしていなければ、コネクトではなく、通常の通話アプリが立ち上がるため、文字起こし・録音ができません。
これを解決するためには、転送電話サービスの設定が必要となります。
転送電話のよくあるパターンとして、自宅にかかってきた電話を携帯電話へ転送して着信を受けるケースです。
この機能を使って、友人からかかってきた電話をコネクトアプリへ転送し、コネクトアプリで電話を受けるようにすることで、文字起こし・録音ができるようになります。
例えば、あなたのスマホにコネクトアプリを入れていて、友人から着信があった際にかかる転送時の通話料金ですが、あなたの契約しているプランの料金で計算されます。
まとめ
機能としては非常に便利で、特にビジネスでは後から聞き直すことがしづらいことも多いので、念の為、電話はすべてコネクトで受けたいくらいです。
文字起こしの精度は完璧ではありませんが、会話の内容を後から思い返すには十分ですし、細かい数字が不鮮明であれば録音で確認できるので、もしものことを考慮しコネクトを利用するのはありかと思います。