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YouTube動画編集でデスクトップとノートパソコンどっちを購入・選択すべきか解説

youtubeの動画編集を始めたいからパソコン買い替えるかぁと思っているあなた。

いざパソコンショップにズラッと並んでいるパソコンを見て、デスクトップパソコンかノートパソコンどっちを選ぶべきか悩んでいませんか。

もし、「とりあえず安いパソコンを買うか」という安易な考えで購入しようとしているなら非常に危険な考え方なので思い止まりましょう。

動画編集はネットサーフィンなど通常の使い方よりパソコンに負荷をかけるので、スペックや用途に合ったパソコンを購入しないとせっかく買ったのに「使い物にならない」という最悪な事態になりかねません。

そこでまず大きく線引きしたいのが、「デスクトップを買うか、ノート」を買うかです。

本記事では4つの観点でデスクトップとノートパソコンを比較した結果をご紹介していきます。

結論:ノートパソコンがおすすめ

ネットで検索すると動画編集ではデスクトップを推す方が多かったですが、私はノートパソコンの方をおすすめしたいと思っています。

ただし、以下の前提条件で利用することとして下さい。

  • 自宅以外で作業する
  • 作業するパソコンは1台だけ

上記の条件に当てはまる場合はノートパソコンが確実におすすめです。
デスクトップ・ノートどちらを選択するかで重要なのは、自分の作業スタイルによって変動します。

私のように外出先で作業をしたり、複数パソコンを持っていない場合は持ち運びの観点が選定基準の中で優先度が高くなります。

仮に自宅でのみ編集作業を行い、作業場所も限定されている場合はデスクトップの方が色々と作業場効率的だと思います。

これから4つの比較観点でデスクトップ・ノートパソコンの比較をしますが、あなたの作業スタイルによって比較項目に優先度を付けると正確な判断が出来ると思います。

比較の観点

では具体的に比較内容について紹介していきます。
デスクトップ・ノートパソコンを選ぶ時に重要なのは以下4つの観点だと思います。

  1. 同じ価格で比較した際のスペックの違い
  2. 持ち運びやすさ
  3. 拡張性
  4. 設置スペース
何となく答えが分かるような比較項目もありますが、改めて文字で内容を理解することで整理が出来る部分もありますので、お付き合い下さい。

スペック(コストパフォーマンス)

普段パソコンを使う時にWordやExcelで作業をする、インターネットで調べ事をするといった使い方をされている場合、動画編集はより多くのパソコンリソースが必要になります。
ここでのリソースとは、CPUやメモリ、ハードディスクなどを指します。

一般的にスペックが良いというのは、CPUやメモリ、ハードディスクが高水準、もしくは多数実装されている状態になります。

MEMO
動画編集の場合はグラフィックボードも関係しますが

ここからが本題ですが、デスクトップとノートパソコンで同様の価格で用意する場合どちらがスペックが良いのかという観点になります。

結論になりますが、同価格レベルで比較するとデスクトップパソコンの方がハイスペック機種が多い傾向です。

なので良いスペックのパソコンを安く手に入れたい場合はデスクトップパソコンをおすすめします。

ただし一点注意しないといけないのは以下のようなiMacであれば、ディスプレイが不要ですが

以下のような一般的なデスクトップは別途ディスプレイを購入する必要があるので、ディスプレイ代金も含め手コスト算出することをおすすめします。

ちなみに動画編集をする場合の最低限スペックは以下になります。この条件を満たしたディスクトップパソコンを見つけるようにして下さい。最近ではパソコン初心者でも簡単に購入出来るマウスコンピューターなどのBTOパソコン(組み立てタイプ)も選択肢としてはありだと思います。

akira

BTOの方がメーカのパソコンよりも安価に購入出来る傾向があります。私のおすすめはサイコムです。
  • CPU:Corei5以上
  • メモリ:16GB以上
  • HDD:500GB以上
  • ディスプレイ:23インチ以上

持ち運び

昨今パソコンはコンパクト化・スリム化が進んでおり外出時にパソコンを持っていくのは一般的になっています。副業で動画編集をする場合も外出や出張時に作業したいケースがあると思いますので持ち運び出来るかどうかは結構重要な要素だと思います。

結論としては持ち運びの観点では一目瞭然で圧倒的にノートパソコンが勝っています。

デスクトップは元々「据え置き」を想定したハード設計になっているので、そもそも本体を持ち運びすることを考慮していないんですね。

ノートパソコンは元々持ち運びを想定した設計になっているので、折りたためるし、スリムな形状をしています。

一点注意したいのは、単純に小さいサイズのノートパソコンを用意すれば良いという訳ではないということです。

最新のノートパソコンの場合小さいサイズを選ぶと12.5インチ(27cm × 15cm)のディスプレイサイズのものも販売されています。

持ち運びだけに注視すれば、優れたスペック田と思いますが動画編集の場合はあまり画面が小さすぎると編集作業がやりにくくお勧めできません。

最低限15~16インチのノートパソコンを選ぶようにしましょう。

15インチ程度であればワイド型タイプですと33cm × 19cmなのでリュックにも余裕で入りますし持ち運びにも苦労しないと思います。

MACだったら以下

Windowsなら以下をおすすめします。

拡張性

拡張性とは一度購入したパソコンに対して、新たにリソースを追加出来るのかという観点になります。

一度これくらいのスペックで大丈夫かと思って購入したパソコンもしばらく使っていると「もう少しCPUの性能上げたいなぁ」とか「メモリ増設したいなぁ」とか「動画の保存領域が足りなくなってきたぞ」といった事態に遭遇する可能性があります。

拡張性についても結論から先に書きますが、デスクトップパソコンの方が拡張性は優れています。

元々ディスクトップ型(主にタワー型)パソコンはCPU,メモリ、HDDを増設出来るように設計されているケースが多く、必要なスペースに対して、拡張する為のスペースを余分に確保しています。

例えばこんな感じです。

なので購入後しばらくしてリソースを追加したくなったらネットや家電量販店などで各パーツを購入すれば拡張することが可能です。

一方でノートパソコンはコンパクトに部品を収納する設計になっていますので、必要なスペースに必要なリソースのみ格納出来るようになっています。

例えば、ノートパソコンを分解した画像がこんな感じ。

もちろんメモリを一部増設するなど部分的に拡張することは出来る機種はありますが、全体的な拡張が出来るのはデスクトップパソコンになりますね。

ただし、デスクトップパソコンもiMacパソコンなどのようにディスプレイと一体化している場合は拡張性が低い可能性がありますので、拡張性を優先する場合はタワー型のディスクトップパソコンを選ぶようにしましょう。

動画編集用としてノートパソコンを選ぶ場合は購入後拡張できない可能性もありますので、先ほどスペックの項目でご紹介した推奨スペックを参考に余裕の持ったスペックで選ぶようにして下さい。

設置スペース

最後は設置スペースについてです。

大きな自宅や田舎暮らしの場合は私の実家のようにリビングの隅っこにパソコンを置くスペースを確保しているケースもあるかと思いますが、一人暮らしや都心部で生活している場合、住居スペースに余裕がないケースってありますよね。

そういった意味で設置スペースはデスクトップ、ノートパソコンどちらが良いのか気になる方も多いはずです。

結論ですが、若干ですがノートパソコンの方が省スペースに期待出来ると思います。何故「若干」かと言いますと、最近デスクトップパソコンも省スペースタイプのコンパクトで高スペックの商品がちらほら出ていますし、机の下などにデッドスペースなどがあればそこまで場所に困ることも無いケースがあるからです。

小さいタイプですと、20cm×20cmくらいのデスクトップパソコンも存在しています。

それでもノートパソコンの方が邪魔であればすぐに移動させることが出来ますから設置スペースに関しては僅差でノートパソコンという判断をしました。

設置スペースについては自宅環境や選ぶデスクトップパソコンのサイズによっても代わりますので、参考程度に聞き流してもらえたらと思います。

番外編:スマホで動画編集はどうなの?

この章は番外編です。まとめ章の前の箸休め程度に読んでもらえると嬉しいです。

別の記事でも少し書きましたが、最近はYoutube動画編集をパソコンでは無くスマホ単体で実現している人が出てきています。スマホで動画編集が出来れば通勤中や隙間時間でも動画編集が出来るので副業動画編集者は割と利用しているようですね。

こういったやり方が出来るようになった背景には、

  • スマホでYoutube用の動画を撮影する
  • スマホ上でインストールした動画編集ツールで動画編集をする
  • 編集データをスマホ上からYoutubeにアップする

という3ステップが「スマホのみ」で完結出来るようになったからです。
数年前まではスマホのスペックも悪く、スマホに付いているカメラも画質が悪かったので実現しないスタイルでしたが、最近のスマホは高スペックかつ高画質なカメラレンズを搭載している機種が多数出ているので、上記のような手順が実現可能になっています。

前置きが少し長くなってしまいましたが、今までご説明したように現代はスペック的にはスマホで動画編集が可能な世の中になっていますが、果たしてパソコンで動画編集するよりもスマホで動画編集した方が効率的なのか?という疑問が出てくるかと思います。

ここからは実際にスマホでも動画編集を行っている私の個人的な意見として読んで欲しいのですが、圧倒的にパソコンで動画編集した方が効率的だと思います。

確かにスマホのアプリで標準的な編集作業は可能ですが、まだまだ痒い所に手が届いていない状態で機能面では足りない機能が多い印象です。またそもそもスマホの画面が小さいので編集作業がやりづらいという圧倒的なデメリットも存在します。

なので、スマホ単体で動画編集することは可能ですがパソコンを買う余裕があるならデスクトップもしくはノートパソコンを購入しておいた方作業効率は上がると思います。

ただしAdobe社の動画編集スマホアプリ「PREMIERE RUSH」と動画編集ソフトの「PREMIERE PRO」はそれぞれ連携しているので、スマホで編集した動画をパソコンでチューニングすることが可能なので、スマホでざっくり編集して、細かい編集はパソコンで行うといった作業フローが出来ますので、気になる方は試してみて下さい。

まとめ

ここまで読んで頂きありがとうございました。
冒頭でお伝えした通り、デスクトップかノートパソコンどちらが動画編集におすすめかについてはあなたのライフスタイルによって異なるので一概に「こっちです」とは言い切れません。

人によってはスペックよりも持ち運びを優先するかもしれませんし、持ち運びよりも拡張性を重要視される場合もあるかと思います。

私のように副業で作業しており外出先や出張先でも動画編集をしたい、パソコンは1台しか所有する予定が無いって場合は動画編集が出来るスペックのノートパソコンをおすすめします。

またノートパソコンを選択する場合は、自宅で効率的に作業する補助機器として「画面拡張用のディスプレイ」、「外付けHDD」を購入しておくと更に便利かと思いますので検討しておいて下さいね。