近所で不審者や車の盗難が相次いでいたので、防犯カメラを玄関や裏庭に設置していたのですが、ふとちょっと出かけた際にペットの様子を見ておきたいと思い、使用を始めた「EZVIZ H3c Color」について使用感などをレビューしていきます。
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目次
EZVIZ H3c Colorのポイント
EZVIZの監視カメラでいうと私は自宅の玄関用に「EZVIZ eLife(BC1C)」を取り付けていますが、今回は、屋内のペット用で検討していました。
「EZVIZ eLife(BC1C)」のレビューは以下。

それに必要な条件としては、AI検知や解像度など様々ありましたが、特に決め手になったのは以下です。
- カラーナイトビジョン
- 圧縮方式「H.265」
- 512GBのMicroSDカード対応
外出する場合は電気を消し、夜なると外からの明かりもなくなるので、しっかりとペットの様子をみるためには、カラーナイトビジョンに対応していてほしいので、対応しているかどうかが選定の1つの要素になりました。
カラーナイトビジョンとは、以下のように暗闇でもカラーで映像を見ることができる機能です。
また、これまで監視カメラを利用していて面倒だと思ったのが定期的なメンテナンスです。
クラウドを使わないパターン(クラウドを使うと大体が月額費用が発生するので、極力ローカル保存したい)で私が利用することが多いのですが、そうすると本体に挿入しているMicroSDカードに映像を保存していくことになります。
この保存容量が256GB程度の機種が多く、256GBだと撮影の頻度にも当然依りますが、感覚的には数ヶ月毎に録画された映像を削除する必要がでてきます。
「EZVIZ H3c Color」は512GB対応でこの価格帯の監視カメラでいえば非常に容量が大きく、かつこの記事を作成している現在で最も圧縮率の高い「H.265」で動画を圧縮しているので、他の機種とは比較にならない程、動画を保存しておくことができます。
メーカーの信頼性
防犯目的で監視カメラを取り付けているのに、セキュリティを突破されて逆に無線カメラの映像がダダ漏れになってしまっては本末転倒なので販売しているのがどういった企業なのかは非常に重要です。
その観点もあって「Anker」の「Eufy Security Solo OutdoorCam C22」を購入して使用してみたり「Goolge」の「Google Nest Cam」あたりを候補にしていました。
「EZVIZ」は日本では聞き馴染みのないメーカーですが、2015年に設立した中国の企業です。
中国と聞くと不安になる方もいるかもしれませんが、屋外カメラ、センサーといったスマートホーム系の製品を多数販売していて、これまでの累計販売数は2億以上。
全世界130ヵ国以上に展開済みのグローバルメーカーで海外のセキュリティ系の展示会ではほぼ顔を出しているので世界で見ると非常に有名なメーカーなので全く問題ないといっても差し支えないかなと思います。
購入する際の注意点
この価格帯ではかなりの高性能といった印象ですが、個人的に気になった注意点がいくつかあるので、解説します。
同梱物は以下のとおり。
電源アダプタはそれなりのサイズで防水処理なし
私は屋内での利用なのであまり気にしていませんが、「EZVIZ H3c Color」はIP67で防水仕様なので屋外で利用を想定されている方も多いと思います。
電源アダプタは写真のとおりそれなりのサイズがあり、特段の防水を意識した構造にはなっていないので、水にかからないような対策を練る必要があるので注意です。
ちなみに多くの人は無線接続すると思いますが、こちらはLAN接続にも対応していて、LAN側については、防水処理されています。
電源ケーブルが短い
上記の写真を見ていただくと分かるとおり、電源ケーブルが結構短いです。
1m強程度。
この機種は内蔵バッテリーがないので必ず電源供給が必要ですが、電源ケーブルが短めなので、屋内利用もそうですが、特に屋外を想定している場合は、電源をどうするのかしっかりと検討しておく必要があるかなと思いました。
EZVIZ H3c Colorの使用方法
使用方法自体は非常に簡単です。
まずはスマホで以下のEZVIZのアプリをダウンロードします。
アプリで「EZVIZ H3c Color」に貼られているQRコードを読むと以下の画面になります。
デバイスを電源に接続して「次へ」をクリック
以下の画面なったら「開始」をクリック。
以下の画面になりますが、電源ケーブルとカメラを接続していれば、カメラのLEDが青で点滅しているので、その点滅を確認して「次へ」をクリック
接続するWi-Fiのパスワードを入力します。
以下の画面になるので「接続」をクリック
これで完了です。
これ以降はアプリを立ち上げれば映像を見ることができるようになります。
実際の映像
以下が昼間に撮影した映像です。
こちらが室内が真っ暗な状態撮影した映像です。
室内が真っ暗な状態でも昼間のようなカラースケールで映像を取得することができています。
一方で、普通のカメラだとこうはいかず、例えば、私が裏庭の監視用で使用しているeufyだと以下のような映像となります。
ちなみにこちらはライトを点灯させて撮影したのですが、夜はどうしても白黒モードのような映像となります。
まとめ
電源の取り回しなどが問題なければこの価格帯の商品としては非常にコスパに優れたものと感じました。
特に、暗闇できれいにカラーで映像が見たいと考えている方や映像をたくさん保存したいけど、メンテナンスがめんどくさいという方にはおすすめです。
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