YouTubeの動画編集をパソコンでやりたいけど、MACかWindowsどっちがいいの?
と悩んでいる人は多いのではないでしょうか。
同じパソコンでもMACを選ぶのか?Windowsを選ぶのかによって使える動画編集ソフトも変わりますし、その他周辺機器も変わります。
パソコンは大きな買い物なので、合わなかったからといって別のパソコンを気軽に購入することも出来ませんよね?
本記事では様々な観点でMACとWindowsパソコンを比較していきますので、あなたに合ったパソコンを検討する際の参考になれば嬉しいです。
目次
結論:Windowsを勧める
最初に補足しておきますが、私は仕事で普段Windowsを使用していますし、2年くらい前まではプライベートでもWindowsを使っていました。ですが動画編集を始めるきっかけでプライベートのパソコンはMACを利用しています。
つまり、私自身MACとWINどちらも使用した経験がありますがその経験を踏まえて動画編集時どちらのパソコンが良いかという結論はWINが良いと思います。
詳細は次章で詳しくご紹介しますが、WINと判断した根拠として以下の項目の観点でMACとWINを比較した結果、わずかにWINの方が優れていたからです。
正直、デザインなど好き嫌いは個々であると思いますので動画編集時は絶対にWINをおすすめします!とは言い切れません。
akira
客観的かつ総合的な判断の結果WINになっただけです。
あくまで「指標」という観点で以降の比較ポイントの解説を読んでいただけると嬉しいです。
比較の観点
MAC | Windows | |
価格 | ★★ | ★★★ |
動画編集ソフト | ★★★ | ★★ |
動作の軽さ | ★★★ | ★★ |
使いやすさ | ★★★ | ★★ |
機種数 | ★ | ★★★ |
ネット上のノウハウ量 | ★★ | ★★★ |
総合 | 14点 | 15点 |
比較の観点は改めてになりますが、以下6点です。
- 価格
- 動画編集ソフト
- 動作の軽さ
- 使いやすさ
- 機種数
- ネット上のノウハウ量
繰り返しになりますが、上記の観点の結果わずかですがWINの方がおすすめだという結論になりました。それぞれ解説していきます。
PCのスペックに対する価格
Windowsの方が価格に対してスペックが高い
スペックですが同様のスペックでMACとWINの価格差を比較したいと思います。
副業で動画編集に取り組むなら、初期投資は出来るだけ少なくしたいと思っている場合が多いのではないでしょうか。動画編集をするにはそれなりのスペックが必要なのであまりケチるのはおすすめ出来ませんが、出来るだけ安くしたいのが実状だと思います。
今回は例でMACのMacbookPROとレノボのWINパソコンで比較します。
↓詳細スペック
MacbookPRO
- CPU:2.4GHzクアッドコアIntel Core i5プロセッサ
- メモリ:16GB
- SSD :256GB
- ディスプレイサイズ:13インチ
- 価格:240,680円(税込み)
Lenovo YOGA S740
- CPU:インテル Core i7-1065G7 プロセッサー
- メモリ:16GB
- SSD :512GB
- ディスプレイサイズ:14インチ
- 価格:126,555円(税込み)
レノボのパソコンは割引き価格になっていので定価ではないですが、市場で出回っている価格は上記の価格でした。
CPUに関してはMACパソコンの方が優秀ですが、レノボの方がSSDのディスク容量は多いので同等程度と判断しています。
価格差として約2倍ですね。。
コストを抑えたいならWINの方が同スペックで安くパソコンを手に入れることが出来そうです。
編集ソフト
MACの方がコスパが優れている
次は動画編集ソフトの対応状況についてです。
動画編集目的でMACかWINどっちにするかが今回のテーマなので外すことの出来ない項目ですね。MACとWINで使える動画編集ソフトに特徴があるので是非チェックしておいて下さい。
MACの編集ソフト
MACの場合、無料であればiMovieという動画編集ソフトが使えます。
ですが編集出来ることが制限されていますので、YouTube用として本気で編集するならファイナルカットプロという動画編集がMAC専用として購入することが可能です。
ファイナルカットプロは有名なYouTuberも使用しており、ヒカキンさんやはじめしゃちょーさんも使用しているので、ヒカキンさんがアップしている動画レベルの編集であればファイナルカットプロでも十分対応していることになりますね。
ファイナルカットプロは税込みで35,000円くらいしますが、買い切りソフトなので一度購入したらその後は費用はかかりません。
Windowsの編集ソフト
一方でWINの場合ですが、WINに対応している動画編集ソフトは多数ありますが、最も多く使われているソフトがPREMIEREPROです。
PREMIEREPROはテレビ関係者やプロの動画編集者も使用している動画編集ソフトでは最も有名なソフトになりますが、料金体系は月額支払いになります。
月に約2,000円程度かかりますので例えば2年間使用すると48,000円費用がかかることになるため、非常に高額です。
Windowsの場合で買い切り可能なソフトとしておすすめなのは、「VideoSolo究極動画変換」です。
「VideoSolo究極動画変換」の永年ライセンスは約5,000円でありながら、動画編集の基本はすべて揃っているので、プロ級の細かな編集を必要としないのであれば、こちらで十分です。
また、「MV作成」の機能が秀逸で、テンプレートを選ぶだけで動画をプロ級のクオリティに仕上げることが可能です。
また、音源の取り込みでよく困るポイントも「VideoSolo究極動画変換」のメーカーが解説している記事もあり、動画編集作業で困ることはないと思います。
Windowsは安価で良質な買い切りソフトがあるものの、高度な編集を求めるソフトとしては、PREMIEREPROしかなく、MACでもPREMIEREPROを使用出来ることを考慮すると、MACの方が動画編集の対応状況としては優秀かと思います。
全体的な動作の軽さ
MACの方が若干軽い
動作の軽さは動画編集時に非常に重要な要素です。
編集処理はスピードが求められるシーンがけっこうあります。
納期に追われている時にパソコンの動作が重かったらイライラしますよね?
ネットで検索すると「MACの方が早い!」、「Windowsの方が早い!」と意見が分かれているので、私が実際に使用して感じた感想を書きたいと思います。
結論としては「MACの方がやや軽い」と思っています。
もちろんスペックが多少違う部分があるのであくまで「感覚」になりますが、MACの方が電源ボタンを押してから起動までかかる所要時間が少ないと思います。
これには色々な理由がありそうですが、個人的に思っているのがWindowsパソコンを家電量販店などで購入すると、各メーカーの標準ソフトがプリインストールされており、パソコンに負荷がかかっているからだと思っています。
また、セキュリティ対策ソフトや認証機能などもWindowsの方が充実しているので、その分各処理に時間がかかっている印象です。
MACは購入時に必要最低限のソフトのみインストールされており、必要なソフトはユーザが選択してアプリケーションをインストールするので、パソコンにかかる負荷は最小限になっていると思います。
もちろん、Windowsの場合も初期インストールされているソフトをアンインストールしたり設定を改善することで同等の動作を実現することは出来ると思いますが、その「手間」も含めてMACの方が優秀だと思います。
使いやすさ
iphone(スマホ)との連携の相性がいいMACに軍配
ここでの使いやすさとはOSの操作性やキーボードレイアウト、タッチパッドなどを総合的に判断した「使いやすさ」になります。
先ほども書きましたが、動画編集はスピードや効率性が重要なのでパソコンを使い慣れているか、使いやすい環境になっているかは本当に重要です。
MACが使いやすいか?WINが使いやすいかは個々の好き嫌いもあるので、私の個人的な意見になりますがMACの方が操作はしやすいと感じています。
大きな理由として「スマホとの連動性」です。
私はiphoneを普段使っているので、AppleOSのユーザーインターフェースに慣れているんですね。
またアカウントも同期しているので、画像や動画などをスマホと共有出来る点もメリットになります。
なので、あなたがもし普段iphoneを利用しているなら使いやすさは圧倒的にMACがおすすめですね。
また、Windowsのキーボードやタッチパッドと比較してもMACの方が使いやすいと個人的には感じています。
キーボードに関しては「かな・英字」変換がMACの方が視覚的に分かりますし、MACのノートパソコンに標準装備しているトラックパッドの使いやすさは感動です。
以上の点により、使いやすさはMACが優秀と判断しています。
機種数
圧倒的にWindowsが多い
MACはApple社のみが製造しているので、「ノートパソコン」か「デスクトップパソコン」、の判別しかありません。
akira
ご存じの通りWindowsは世界メーカー、日本メーカー問わず様々な企業がブランド展開しているのでバリエーションは非常に多いです。
メーカーによってデザインが異なるので、「どんなデザインのパソコンにしょうかなー」っと色々選びたい場合や2世代目は他のメーカーを使ってみたいなどの希望がある場合はWindowsを選ぶべきでしょう。
ネット上のノウハウ量
Windowsの方が多い
パソコン初心者は特にこの項目は注意して欲しいのですが、ネット上のノウハウ量は地味に重要です。
パソコンや動画編集ソフトの操作方法で分からない部分が出てきた時に自力で解決出来る自信があれば問題ないですが、分からない場合はネット上で情報収集するのが一般的ですよね。
WindowsとMACどちらが情報量が多いの?っということになると思いますが、圧倒的にWindowsの方が多いです。
これはWindowsを利用しているユーザの方がMACと比較して多いからです。
使用している人数が多ければ知りたい人も教えてくれる人も多いのはイメージ出来ますよね。
実際私は両方とも使っていますが、操作方法で不明点が出てきた時に調べるとやはりWindowsの方がすぐに知りたい記事が見つかります。
MACの場合は記事が見つかっても情報が古かったり、バージョンが異なるケースが多々あるので本当に知りたい情報を見つけるのに時間がかかったり、結局見つからなかった・・なんてことも結構あります。
なので、「はじめてパソコン使います」レベルのユーザであればWindowsをおすすめしますね。
Windowsを選択しておけば周囲で質問出来る人もいると思いますが、Macの場合最悪周りに使っている人が誰もいませんっていう可能性も十分ありえますから。
よって、ネット上のノウハウ量に関してはWINの勝利です。
まとめ
最後にもう一度比較表を載せておきますね。
MAC | Windows | |
価格 | ★★ | ★★★ |
動画編集ソフト | ★★★ | ★★ |
動作の軽さ | ★★★ | ★★ |
使いやすさ | ★★★ | ★★ |
機種数 | ★ | ★★★ |
ネット上のノウハウ量 | ★★ | ★★★ |
総合 | 14点 | 15点 |
上記の結果の通り、わずかではありますがWINの勝利なので記事のまとめとしてはWINをおすすめすることになりますが、冒頭でも書いていますが個々によってこの見解は異なる可能性がありえますから参考程度に判断してもらえると嬉しいです。
MacBookProの機種別のスペックや特徴はこちらの記事で詳しく解説されています。あわせてご確認ください。
>参考:MacBookProの機種比較!スペックや特徴、最新シリーズを解説 – スマホ・Android・iPhone高価買取のクイック
また、動画編集用のパソコンとしては、MACはファイナルカットプロ一択でわかりやすいのですが、Windowsは様々な種類があり、調べていただくとわかるかと思いますが、どの動画編集ソフトを使用するのがよいのか選択肢も多く非常にわかりずらいです。
上級者であれば、Premiere Proでいいのかもしれませんが、これから動画編集を始める方であれば、私は必要な機能は一通り網羅して初心者にも扱いやすく、将来的なPremiere Proへの移行も問題なく可能な「VideoSolo究極動画変換」をおすすめします。
最後に、個人的な感想としてはWindowsを最初は利用してみて「飽きてきたな・・・」、「なんとなく使いにくいな」、「スマホをiphoneに変えた」など状況が変化した場合はMACを一度使ってみるのもありだと思います。
ではでは最後までお読みいただきありがとうございました。
あなたのパソコンライフが快適になることを願っています。