Motorola Moto Z2 Force レビュー|軽さ・薄さ・デザインを極めたハイスペックスマホ

日本では「モトローラ」と聞いてもピンとこないかもしれませんが、かつて1983年には世界初の商用携帯電話を発売し、2000年まではモトローラの製品は市場占有率世界1位の座に君臨していたブランドです。

アメリカでは今でも根強い人気があり、2011年にモバイル事業の分社化された以降もアメリカでは多くのシェアを獲得しています。

そんなモトローラから2017年7月末に最新のフラグシップモデルである「Moto Z2 Force」が発売されました。

日本国内からはまだ購入できないのですが、海外からSIMフリー版を並行輸入することは可能です。
※2017年8月現在の価格は9万円弱

モトローラ公式サイト(日本)
※日本では購入できないので、公式サイトには扱っていないように見えますが、公式サイト下の「国を変更」から「日本→アメリカ」に変更すると「Moto Z2 Force」の詳細がわかるようになります。

・「Moto Z2 Force」はgearbestで購入可能

発売されたばかりで価格は高くなかなか手が出せないのですが、独特のデザインで非常に高級感があり、所有欲を掻き立てるすばらしい端末ですので、ご紹介します。

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スペック一覧

スペックは以下のとおり

【メインスペック】

ディスプレイ 2,560 × 1,440
5.5インチ
CPU Snapdragon 835
・2.35GHz
・Octa-core
GPU Adreno 540
RAM 4/6GB
ストレージ 128GB
バッテリー 2,730mAh
カメラ 12MP
防水・防塵 あり

【その他】

■ネットワーク

3G 850/900/1900/2100
4G 1(2100)、2(1900)、3(1800)、4(1700/2100)、5(850)、7(2600)、8(900)、12(700)、13 (700)、20(800)、25(1900)、26(850)、28(700)、66(1700/2100)
速度 450/50 Mbps
Wi-Fi 802.11 a / b / g / n / ac
2.4GHz・5GHz対応

■筐体

寸法 155.8×76×6.1mm
重量 143g
SIM デュアルSIM
(Nano-SIM、デュアルスタンバイ)

■表示

タイプ P-OLED
サイズ 5.5インチ
画面占有率 70.4%
解像度 2,560 × 1,440
ピクセル密度 534ppi

■プラットフォーム

OS Android 7.1.1(Nougat)
CPU Snapdragon 835
GPU Adreno 540
RAM 4/6GB
ストレージ 64/128GB

■カメラ

外カメラ 12MP
12MP
インカメ 5MP

■バッテリー等

バッテリー 2,730mAh
クイックチャージ 対応
コネクタ type-C

筐体

メインスペックは現状リリースされているハイスペック端末と比較していただくとわかるとおり、現状考えうる最高クラスのスペックです。

端末のスペックの他にこの「Moto Z2 Force」の特徴は「デザイン」と「薄さ・軽さ」です。

中華スマホの多くは、その時代に売れている端末のデザインに似せてくるので、どうしてもよく似たデザインになりがちです。

また、尖ったデザインにすると、万人受けせず台数をさばけなくなるリスクがあるので、無難なもデザインが多いのも要因の一つです。

ですが、「Moto Z2 Force」は特に背面をみると、ひと目でそれとわかるデザインとなっており、個人的には非常に所有欲を掻き立てられます。

スマホに詳しくない方でもパッと見で日本で販売されているものとは違うことがわかるんじゃないでしょうか。

また、そのデザインを際立たせるのが、「薄さ・軽さ」です。

サイズ 重さ 薄さ
Moto Z2 Force 5.5インチ 143g 6.1mm
Galaxy S8 5.8インチ 152g 8.0mm
Xperia XZ Premium 5.5インチ 195g 7.9mm
HTC U11 5.5インチ 169g 7.9mm
iPhone 7 4.7インチ 138g 7.1mm
OnePlus 5 5.5インチ 153g 7.2mm

ライバル機と比べてみても、圧倒的に軽く、薄いことがわかるかと思います。

「iphone 7」と比較すると、「重さ」は負けているのですが、そもそも画面サイズを考慮すると、「Moto Z2 Force」は5.5インチにも関わらず、4.7インチの「iPhone 7」とわずか5gしか差がありません。

ディスプレイ

ディスプレイの特徴は「P-OLED」が採用されていることです。

「P-OLED」とは「Apple Watch」に採用されたことで、一時期話題となりましたが、日本語に訳すと、「プラスチック有機ELディスプレイ」です。

通常よくあるスマートフォンのディスプレイや、昔の有機ELディスプレイは、ディスプレイの前面をガラスで覆っており、落とした際にこのガラス部分が破損することが多い傾向にあります。

端末のディスプレイに「ゴリラガラス」を使用していると宣伝されてることがありますが、要はディスプレイに使用しているガラスが強化ガラスなので、落としても割れにくいですよ、というアピールです。

ただ、強化ガラスでも「ガラス」であることには変わりがないため、キズがつきにく傾向にありますが、やはり割れやすいことは確かです。

一方でこの「P-OLED」はプラスチックのため、ガラスに比べて圧倒的に割れにくくなっています。

公式サイトでも「ウォータープルーフ(防水)」ならぬ「クラック&シャッタープルーフ(防キズ・防割れ)」とアピールされています。
※しかも、以下の画像のように、「このディスプレイはキズ、割れが発生しないことを保証します」とまで書かれていたりします。

また、ディスプレイのその他のスペックは以下のとおり

Moto Z2 Force
最高輝度(nits)
※高い方が優秀
512
(優秀)
最低輝度(nits)
※低い方が優秀
9
(平均)
コントラスト
※高い方が優秀
2512:1
(優秀)
色温度
※低い方が優秀
7263
(良)

解像度が「2,560 × 1,440」にも関わらず、特に欠点が見当たらない心配のない十分なスペックと思います。

パフォーマンス・ベンチマーク

この端末の最大の特徴は、ベンチマークです。

カタログスペック上、同じ「CPU」、「GPU」、「RAM」のライバル機と比較すると最もよい数値を叩き出しました。

さらに「RAM:8GB」と一歩スペックが勝っている「OnePlus 5」にほぼ追いつく勢いです。

AnTuTu
※高い方が優秀
OnePlus 5 178,968
HTC U11 172,131
Galaxy S8 166,646
Moto Z2 Force 177,318

同スペックのベンチマークと比較しこれだけ優れた数値を出しているので、ソフトウェアが十分最適化されていることが伺えるので、安心して使用できると考えていいでしょう。

カメラ

画素数も12MPあり、ダブルレンズ。

実際に撮影した写真は以下のとおり。

また、それぞれ通常の写真のHDR撮影時の平均シャッタースピードですが、ライバル機と比較しても特に問題ないことがわかります。

写真を撮る
(秒)
HDR
(秒)
OnePlus 5 1.1 1.5
Galaxy S8 1.2 1.3
HTC U11 1.8 2.1
Moto Z2 Force 1.4 2.0

4K動画も撮影でき、特につっかかりもなく問題なく使用できます。

また、ダブルレンズの最大の特徴であるぼかし処理ですが、「Moto Z2 Force」は写真撮影を完了した後で、ぼかし処理ができるソフトウェアを積んでいます。

これが、もともと撮った写真

こちらが、撮影後にぼかし処理を入れた写真

画質はいうまでもなく美しく、さらに後からきれいにぼかし加工もすることができます。

実際の処理の方法は、ギャラリーで写真を開きシークバーを左から右へ移動させながらぼかしの強度を選択しつつ入れることができます。

今回、掲載した写真は最大強度のぼかしをいれた場合の写真です。

バッテリー

バッテリーの持ち時間については、他のライバル機よりも控え目な数値となっています。

この理由は、「Moto Z2 Force」はそもそも画面サイズが5.5インチと大型にも関わらず、バッテリー容量が「2,730mAh」と他の機種と比べて比較的小さめとなっているからです。

ある記者がモトローラの開発者にインタビューしたところ、最近のスマートフォンユーザーは、毎晩充電することが日課となっているため、1日充電切れとならならければ、それ以上の容量は必要ないと考えているとのことでした。

とは言いつつも、7時間はフル稼働で利用でき、ライバル機よりも時間が短いと言っても1時間半程度ですので、それほど心配しなくてもいいかもしれません。

まとめ

強いて言うならバッテリーの容量が小さい、という程度で、その他文句のつけようがない端末です。

ベンチマークもRAM8GBのスペックお化け「OnePlus 5」を除けば、最高クラスを誇る数値を叩き出しており、ブランドネームからも非常に信頼性が高く、最高の快適性と安心を兼ね備えており、素晴らしい端末かと思います。

問題は価格で、リリースされたばかりという理由もありますが、2018年8月時点で9万円超えです。

ですが、ハイスペックな端末で、デザイン、軽さ、薄さを極めた端末は他には存在しないので、惚れこんで購入しても後悔しないだけの作り込みになっています。

Moto Z2 Force」の購入・詳細は以下を確認してみてください。

Moto Z2 Force

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