国民年金の入門|身近な疑問を事例を基に解説

年金を払う意味はあるのか。
年金は本当に将来もらえるのか。

皆さんがいくら考えても、偉い専門家の意見を聞いても、未来のことは誰にもわかりません。
ですが、年金について明確に答えが出ているものはあります。

それは、今の制度の中で、「どうすれば損をしないか」

です。
未来について憂いたりすることに意味はありません。
今この瞬間にどう制度を利用すると損をしないかを考えることが 何より重要と私は考えています。

今回は、年金に関するよくある疑問をまとめてみました。

これをさらっと読み進めていくだけでも、皆さんがなんだか難しそうだと思っている年金のことについて なんとなく概要が見えてくると思います。

自分自身に当てはまるものは、しっかり内容を見ていただければ、市区町村の役場に確認する前に、 ある程度知識を持っていると、手続きもスムーズになるかと思います。
また、担当者も間違いはあるので、自分自身で確かな知識を持つことは非常に重要です。

質問を受けたものはここにどんどん追加していくので、お待ちしています。

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国民年金保険料の納付方法は

国民年金保険料の納付方法は、2種類あります。
「口座振替」と「コンビニ払い」です。

おすすめは、コンビニ払いです。
理由は、以下で解説したとおり国民年金保険料はnanacoで支払うと実質1%OFFで支払うことができます。
クレジットカードと組み合わせるとさらに割引率はアップします。

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たった1%ですが、これから数十年支払い続けるものですので、コンビニに行くついでに
国民年金保険料を支払ってしまいましょう。

夫が退職した後の妻の国民年金

夫が退職したのですが、私はこれから国民年金を支払わないといけないのですか?
この質問に対する答えは、YESです。

これだと乱暴すぎるので、例を出して解説します。

■例:夫が60歳、妻が55歳、妻が国民年金の第三号被保険者になっていた場合
第三号被保険者ということですので、妻は年間130万円以下で働いていました。
第三号被保険者になっているということは、妻は夫の扶養に入っており、国民年金保険料を今まで支払って いなかったはずです。
ですが、夫が60歳で定年退職した場合、妻は第三号被保険者ではなくなるため、国民年金保険料を 自分で支払わなくてはいけません。
※妻は今まで、夫の扶養に入っていたから、国民年金保険料は支払っていませんでしたが、
夫が退職することで、妻は扶養から外れてしまいます。

以上から、妻は自分自身で国民年金保険料を支払わなくてはいけなくなります。

「できるなら払いたくない」

と思われるかと思います。
健康保険であれば、子の扶養に入る方法で、健康保険料を支払わなくて済む方法がありますが、国民年金については、
条件が「配偶者」に限られるため、子の扶養に入っても、国民年金保険料は免除されません。

国民年金をお得にする方法はないのか

あります。
付加保険料を支払うことで、国民年金が増えます。

付加保険料とは

付加保険料(1ヵ月400円)を納付すると、国民年金を受け取る際に、納付月数×200円の増額ができます。

付加保険料

付加保険料給付月数(400円)×200円=国民年金上乗せ分/月

計算してみるとわかるかと思いますが、例えば、5年間400円をプラスで支払った場合、国民年金を2年間受け取れば、元が取れます。
つまり3年目以降からプラスです。
国民年金を受け取り始めて1年目で亡くなってしまった、そんな場合以外は、元が十分取れるため、損することは基本的にはありません。
ですので、付加保険料は必ず支払うようにしましょう。

注意点

この付加保険料を支払うことができるのは「第一号被保険者」のみです。
そのため、サラリーマン、OL、公務員は支払うことができません。
支払うことができるのは、自営業者、学生、フリーターの方となります。

第三号被保険者になっていることを確認する方法

夫の扶養に入る等して国民年金を支払っていない場合、本当に将来年金を受け取ることができるか不安になることも あるかもしれません。
その場合は、年金手帳、または基礎年金番号を持って、市区町村の国民年金課、または社会保険事務所に行けば 確認することができます。

ちなみに、社会保険事務所に行けば、過去の厚生年金加入状況等も確認することができるため、どうせ確認しにいくのであれば、
社会保険事務所に行くことをおすすめします。

以前勤めていた会社の年金記録が見つかった場合、受け取る年金はどれくらい増えるのか。

退職、フリーター、再就職、結婚など仕事をやめたり再就職したりすると、年金の加入記録が漏れたりすることがあります。
社会保険事務所で漏れていることが発覚し、漏れいている期間に支払っていたことが証明できた場合、年金はいくら増えるのでしょうか。

例えば、40歳で2年半の年金の支払い記録を追加することができれば、年間12万円程度が上乗せになります。
国民年金を65歳から80歳まで受け取るとすると、180万円も変わってくるので、漏れいている期間を 見つけた場合は、必ず社会保険事務所で手続きを行うようにしましょう。

一般的に年金加入が1か月見つかると、以下のとおり年金が増額になります。

・20代: 3,000円
・30代・40代: 4,000円
・50代: 5,000円

年齢に依って上乗せ金額が異なっているのではなくて、年代別の平均年収から、支払う国民年金保険料を推定して 上乗せ金額をはじいています。

失業保険と国民年金は同時に受けられるのか

受けることができません。
日本年金機構のHPで解説されています。

そのため、どちらが多くもらえるのかを計算して、多くもらえる方を選択するようにしてください。
失業保険の給付金の額の計算については、以下で解説しています。

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まとめ

国民年金は、年々制度が変わっていくので知っている人に聞いても、間違っていることがよくあります。

自分で判断したりせず、周りに聞いてあきらめたりすることなく、市区町村の国民年金課、社会保険事務所にしっかり確認して損しないようにしましょう。

質問あれば、コメントいただければ、どんどん解説を追記していこうと思っています。

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