2022年2月28日に発表されたXiaomiのミドルローエンド向けスマートフォンである「POCO M4 Pro 4G」と「POCO X4 Pro 5G」のスペックの比較をしてみました。
どちらも価格に対するコスパがスペック上は最高クラスなので、価格とスペックを眺めながら購入検討の材料にしてみてください。
目次
POCO M4 Pro 4GとPOCO X4 Pro 5Gのスペック比較
スペックは以下のとおり
M4 Pro 4G | X4 Pro 5G | |
価格 | $179(RAM6GB+ROM128GB) $220(RAM8GB+ROM256GB) | $249(RAM6GB+ROM128GB) $299(RAM8GB+ROM256GB) |
発表日 | 2022年2月28日 | 2022年2月28日 |
発売日 | 2022年3月2日 | 2022年3月2日 |
ディスプレイスペック | AMOLED, 90Hz, 700 nits, 1000 nits (peak) | Super AMOLED, 120Hz, HDR10, 700 nits, 1200 nits (peak) |
ディスプレイサイズ | 6.43 inch | 6.67 inch |
解像度 | 1080 x 2400 pixels | 1080 x 2400 pixels |
ディスプレイ強度 | Gorilla Glass 3 | Gorilla Glass 5 |
リフレッシュレート | 90Hz | 120Hz |
OS | Android 11, MIUI 13 | Android 11, MIUI 13 |
チップセット | Helio G96 | Snapdragon 695 5G (6 nm) |
RAM | 6GB/8GB | 6GB/8GB |
ROM | 128GB/256GB | 128GB/256GB |
メインカメラ | 64 MP, f/2.2 | 108 MP, f/1.9 |
フロントカメラ | 16 MP, f/2.4 | 8 MP, f/2.2 |
サブカメラ | ー | 2 MP, f/2.4 |
スピーカー | ステレオ | ステレオ |
イヤホンジャック | あり | あり |
Bluetooth | 5.0, A2DP, LE | 5.1, A2DP, LE |
バッテリー | 5000 mAh | 5000 mAh |
充電速度 | 60分で100%充電 | 42分で100%充電 |
防水防塵 | IP53 | IP53 |
SIM | デュアルSIM | デュアルSIM |
重さ | 179.5g | 202g |
対応通信規格 | GSM / HSPA / LTE | GSM / HSPA / LTE / 5G |
POCO M4 Pro 4Gの特徴
- 2万円台の価格で初のリフレッシュレート90Hzの有機EL(Mシリーズ)
- メインカメラが64MP
- 超急速充電に対応し60分で満充電可能
2万円台では破格のコスパを誇るスマートフォンです。
また、使用される有機ELは2022年3月時点で最新のMシリーズとなっており、応答速度、発色共最高クラスかつリフレッシュレートも90Hzですので、動きの早いスポーツなどの映像を楽しむのに最適です。
カメラ性能もメインカメラが64MPもありスペックとしては必要十分です。
加えて、急速充電にも対応しており、60分で100%充電可能であることがポイントです。
端末 | OPPO A74 | Samsung A52 | POCO M4 Pro |
ディスプレイ | 6.43FHD+AMOLED | 6.5FHD+AMOLED | 6.43FHD+AMOLED |
リフレッシュレート | 60Hz | 90Hz | 90Hz |
チップセット | Snapdragon 662 | Snapdragon 720G | MediaTek Helio G96 |
電池容量 | 5000mAh|33W | 4500mAh|25W | 5000mAh|33W |
カメラ | 48MP | 64MP | 64MP |
RAM/ROM | 6GB+128GB | 6GB+128GB|8GB+256GB | 6GB+128GB|8GB+256GB |
価格 | $277 | $422|$455 | $179|$220 |
他社のライバル機と比較すると、ミドルローエンド端末なので突出したスペックがあるわけではありませんが、スペックに対する価格が圧倒的です。
POCO X4 Pro 5Gの特徴
- 2万円~3万円台で日本のハイスペック端末並のスペックで機能で欠点のないオールラウンドタイプ
- メインカメラが108MP
- 超急速充電に対応し40分~45分程度で満充電可能
前述したスペック表をご覧の通り、欠点という欠点が見つからないほどバランスのよい端末に仕上がっています。
POCO M4 Pro 4Gも2万円台としては、コスパ最強ではありますが、カメラ64MPだったりとカメラの画質重視の方にも少し物足りなかったりと、不満に思う部分が多少なりともあったりする方もいらっしゃるかもしれませんが、POCO X4 Pro 5Gについては、日常使いや3D系のゲームをするにしても満足の行くスペックです。
端末 | OPPO Reno6 5G | Samsung A52 5G | POCO X4 Pro 5G |
ディスプレイ | 6.4+AMOLED | 6.5+AMOLED | 6.67+AMOLED |
リフレッシュレート | 90Hz | 180Hz | 120Hz |
チップセット | MediaTek Dimensity 900 | Snapdragon 750G | Snapdragon 695G |
電池容量 | 4300mAh|65W | 4500mAh|25W | 5000mAh|67W |
カメラ | 64MP | 64MP | 108MP |
RAM/ROM | 8GB+128GB | 6GB+128GB | 6GB+128GB|8GB+256GB |
価格 | $496 | $477 | $249|$299 |
カメラも日本のハイスペック並の性能を積みつつ3万円前後の価格に押さえおり、ライバル機の5万円台の端末と比較しても遜色ないレベルです。
POCO M4 Pro 4Gと逆にいうとそれほど大きく価格差はないので、安さの限界に挑戦する方でなければ、POCO X4 Pro 5Gを選んで間違いないと思います。
まとめ
さすがのXiaomiのミドルローエンド端末の新作というだけあって、毎度のことですが、コスパは「POCO M4 Pro 4G」と「POCO X4 Pro 5G」のどちらも最強クラスです。
日本での販売については現状アナウンスされていないため、Xiaomi mi 11 Lite 5Gといったように日本の格安SIMキャリアからの販売などは未定ですが、海外のサイトからは購入できるので、価格を抑えてながらスペックの高い端末を検討している方はぜひ購入してみてください。
さらに詳細を確認したい方はこちらをご参照ください。