代休と振替休日の違い|どちらを取るべきか

皆さまの中には、会社で休日に出勤した後に、代わりに別の日にお休みを取った経験がある方がいると思います。

その場合、通常は代休もしくは、振替休日により休みを取ります。
この「代休」、「振替休日」は同じように思われるかもしれませんが、手当の額が大きく異なります。

必ず代休を取るようにしましょう。

それではその理由を解説していきます。

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代休とは

休日勤務の代わりに、労働日に休日を与えることを代休といいます。
休日が法定休日の場合は、休日手当が支給されます。
所定休日の場合でも週40時間を超えた場合は、時間外手当の支払いがあります。
※法定休日は、土日休日のサラリーマンであれば、日曜日。
所定休日は、土曜日のケースが多いです。

振替休日とは

事前に休日を労働日とし、その代わりに他の労働日を休日にすることを振替休日といいます。
労働日を入れ替えただけのため、法定休日と入れ替えであっても、休日手当は支給されません。

代休と振替休日の比較

代休と振替休日の違いを表でまとめました。

代休 振替休日
内容 休日勤務の代わりに他の日に休日を与える 休日と労働日を入れ替える
休日手当 有り 無し
申請 事後に申請 事前に申請

代休と振替休日の具体例

それでは、代休と振替休日の具体例を見ていきましょう。

代休の場合

日曜日は法定休日、土曜日は所定休日とします。

3月1日(日) 出勤
3月2日(月) 出勤
3月3日(火) 出勤
3月4日(水) 代休
3月5日(木) 出勤
3月6日(金) 出勤
3月7日(土) 休み

上記の場合は、法定休日の日曜日に出勤しているため、休日手当が支給されます。

次に日曜日は法定休日、土曜日は所定休日で先ほどと同条件とします。

3月1日(日) 休み
3月2日(月) 出勤
3月3日(火) 出勤
3月4日(水) 代休
3月5日(木) 出勤
3月6日(金) 出勤
3月7日(土) 出勤

上記の場合は、所定休日の土曜日に出勤しているため、休日手当は支給されません。
ただし、残業時間が週40時間を超えている場合は、残業手当が支給されます。

振替休日の場合

代休の例と同じく、日曜日は法定休日、土曜日は所定休日とします。

3月1日(日) 出勤
3月2日(月) 出勤
3月3日(火) 出勤
3月4日(水) 振替休日
3月5日(木) 出勤
3月6日(金) 出勤
3月7日(土) 休み

振替休日の場合は、たとえ法定休日に出勤した場合でも休日手当は支給されません。

次に日曜日は法定休日、土曜日は所定休日で先ほどと同条件とします

3月1日(日) 休み
3月2日(月) 出勤
3月3日(火) 出勤
3月4日(水) 振替休日
3月5日(木) 出勤
3月6日(金) 出勤
3月7日(土) 出勤

もうおわかりかもしれませんが、所定休日のため、休日手当は支給されません。
また、土曜日が法定休日であった場合も、振替休日のため、休日手当は支給されません。

まとめ

同じ休日に出勤し、勤務日に休みをとるのであれば、休日手当が支給される代休を取るようにしましょう。
ただし、ここで解説している内容は労働基準法で定められた最低基準について解説しているため、これよりも好条件の可能性があるため、それぞれのご勤務先の社内規定を確認するようにしましょう。

逆に、ここで解説しているものよりも悪い条件の場合は、労働基準法違反となります。
勤務している間は指摘しづらいかもしれませんが、勤務日、勤務時間、勤務した証明を確保しておき、退職した際にはしっかり休日手当を請求するようにしましょう。

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