YouTubeの動画編集の中で、最も時間がかかるのがテロップ付けです。
こだわればクリエイティブになりえますが、基本的には話した内容を文字に起こす単純作業なので、費用対効果は非常に悪い作業です。
一方で、テロップをつけた方が、YouTube上のSEOにも効果があるためつけるかどうか悩みどころではあります。
ここでは、この単純作業であるテロップ付けを自動化するアプリをご紹介します。
目次
Telorain(テロレイン)とは
自動で動画に字幕・テロップをつけることができるアプリです。
AIが自動でテロップ付け
Terorain(テロレイン)は音声認識のAIが組み込まれているので、話した内容を解析して、その言葉を自動でテロップとしてつけることができます。
スマホ上で編集可能
AIの精度は非常に良く、使用してみた感想でいうと、9割以上は正しくテロップがつけられますが、完璧ではなく、特に「固有名詞」は漢字の間違いが何度かありました。
その場合は、自動でつけられたテロップをタップして、直感的に編集も簡単に行うことができます。
豊富なテロップデザインから好みのものを選択可能
フォントのデザインも自由に変更することができるので、動画編集ソフトで使用していたデザインとほぼ同一のものを用意することも可能です。
例えば、以下のテロップのように、「フォント変更」「白の縁取り」などできるので、YouTubeの動画としても違和感ないと思います。
この他にも非常に多様なバリエーションがあるので、気にいるデザインがあると思います。
その他の自動テロップ付けソフトとの違い
自動でテロップを付けるソフトとして最も有名であるのが「Vrew」です。
Vrewを使用していた私の感想でいうと、Terorain(テロレイン)の方がテロップの精度が良いように感じました。
Vrewは細かな文節毎で文字起こししていくのですが、話す緩急で分節がずれて、テロップ付けがしっかりできないことが多いのですが、Terorain(テロレイン)は、文脈まで推定してテロップ付けをしているようで、「固有名詞」は間違いが多い印象できしたが、それ以外は非常に正確でした。
どちらが優れているかといえば、間違いなく
Terorain(テロレイン)>Vrew
かと思います。
テロップ付けのみの評価であれば、上記のとおりTerorain(テロレイン)を押しますが、いくつか気になるデメリットがあるので注意です。
- 無料版の自動テロップ付け機能は30秒まで
- Terorain(テロレイン)のロゴが動画につく
まとめ
同様の自動テロップ付けのアプリと比較しても、Terorain(テロレイン)の精度は非常に素晴らしく、自動テロップ付けアプリの中では一番おすすめです。
無料版では30秒までと、動画の長さ制限があり、YouTubeで使用するのであれば、月額750円(年間プラン5,400円)が必要です。
ただ、週1ペース程度で動画を作っている方であれば、このテロップを自動で付けてくれる機能は、動画編集時間短縮に非常に有用で、10分動画であれば、1時間近く動画編集時間が短縮できます。
akira
無料版でも動画の長さ制限があるだけで、テロップの精度は同じですので、一度、ダウンロードしてこの便利さを実感してみてください。
同じようなアプリで通話内容をリアルタイムに文字起こしできるアプリもあります.
動画編集ではなく、日常会話の中で相手の話した内容を文字で保存しておきたいときに重宝します。