「できる限り新幹線の料金を抑えて旅行がしたい…」「もう少し新幹線の料金が安くなればいいのに…」「新幹線の料金ってなんでこんなに高いの…」と新幹線の料金に悩まされたことが、誰でも一度はあるのではないでしょうか?
今回は「新幹線をもっと格安で利用できる方法はないの!?」と悩まされている方のために「東京~仙台区間を最安で移動する方法」や「お得な割引方法」「料金を格安にする方法」をご紹介していきたいと思います。
東京~仙台区間を利用する機会がある方は、利用する前に是非チェックしてみてください!
目次
東北新幹線の東京~仙台間の通常料金・チケット購入
東京~仙台区間を格安で移動する方法をご紹介する前に、まずは「東京~仙台区間の通用料金」を確認していきましょう。
- 普通車指定席(はやぶさ号・こまち号):11,200円
- 普通車指定席(はやて号・やまびこ号):10,890円
- 普通車自由席:10,370円
- 指定席用回数券(1枚当たり):10,750円
- グリーン車(はやぶさ号):14,790円
- グリーン車(はやて号・やまびこ号):14,480円
<東京~仙台区間の子供料金>
◆はやぶさ号指定席:5,600円
◆はやて号・やまびこ号指定席:5,440円
◆普通車自由席:5,180円
上記に記載している料金は「通常期」の料金で「繁忙期」や「閑散期」では料金に差が出ます。
細かいですが、具体的には、以下のとおり。
閑散期:200円引き |
繁忙期:200円UP |
通常期:そのまま |
具体的な時期は以下のとおり。
- 閑散期…1月16日~2月末日・6月・9月・11月1日~12月20日の期間の月~木曜日
(ただし、祝日及びその前日と振替休日を除きます) - 繁忙期…3月21日~4月5日、4月28日~5月6日、7月21日~8月31日、12月25日~1月10日
- 通常期…閑散期、繁忙期以外の日です。
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東京~仙台間の料金を格安にする方法・購入方法紹介
東京~仙台の区間の割引は、他の区間と比較すると少ない印象を持たれていますが、意外にも「格安でチケットを購入する方法」や「料金の割引」がいくつもあります。
東京~仙台区間の新幹線を格安で移動するために知っておきたい「割引方法」まとめています。
金券ショップ
東京~仙台区間を格安で移動するための割引方法には、様々な種類がありますが一番シンプルな方法として挙げられるのが「金券ショップで格安チケットを購入する」という方法です。
金券ショップで新幹線のバラ売り回数券を購入することで通常料金よりも「約400円~500円」安い料金で新幹線に乗ることができます。
金券ショップで回数券を購入した場合の料金:10,750円
金券ショップ(ネット)
金券ショップのチケットは格安ですが、実店舗に行く時間が無い場合はネットの金券ショップを利用してチケットを購入しましょう。
ネットでも実店舗と同様の割引を受けることができるため、実店舗が近くに無い場合や実店舗に行く時間がない方は、是非ネットの金券ショップを利用してみましょう。
例えば「アクセスチケット」などです。
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回数券
新幹線の料金を格安にするための方法として「回数券」を利用する方法もあります。
JR東日本から販売されている6枚つづりの回数券を利用することで、格安で新幹線に乗車することができます。
他のチケットの購入方法と比較すると、割引率は低くなってしまいますが通常料金より格安で新幹線に乗車できることは確実なので、回数券で新幹線に乗車するのも良いでしょう。
また、回数券の購入方法は難しくないため新幹線をあまり利用しない方でも簡単に購入することができる点もオススメです。
6枚つづりの値段は「64,500円」1枚当たりの値段は「10,750円」になります。
株主優待券
JR東日本の株主優待券で新幹線の料金を格安にすることができます。
株主優待券1枚で通常料金から「2割引」してもらうことができ、一度に使用することができる枚数は2枚になります。
株主優待券の割引は距離制限がないため、長い距離を移動する場合にオススメです。
株主優待券の割引を受けるためには、チケットを購入する際に株主優待券を駅員さんに提示する必要があります。
株主優待券は自分がJR東日本の株主になる他にも「金券ショップ」や「ネットオークション」で購入することができます。
金券ショップで株主優待券を購入する場合は、店舗によって取り扱っていない場合や在庫が無い場合もあるため確認してから購入するようにしましょう。
株主優待券の有効期間は1年間と決められているため、有効期限切れには注意が必要です。
週末パス
週末に家族でお出かけや恋人や友人とお出かけする際に、新幹線を利用する機会があるのではないでしょうか?
JR東日本から販売されている「週末パス」は、利用できるのが週末のみと限られていますがかなり料金がお得になるのです。
決められたエリアの中であれば、普通列車や快速列車が2日間乗り降り自由になり、特急券を購入することで新幹線を含む特急列車に乗車することも可能になります。
<週末パスの料金>
大人:8,730円
子供:2,560円
えきねっと
JR東日本のWebサイトの「えきねっと」に会員登録すると「トクだ値」や「お先にトクだ値」を誰でも利用することができます。
えきねっとは会員になるための「年会費」や「入会費」は一切かかりらず「無料」で登録をすることができるのも、大きなメリットと言えるでしょう。
えきねっとを利用して新幹線の予約やチケットを購入する場合には、必ずクレジットカードが必要になりますが、通常料金よりも新幹線の料金を格安にすることができる「えきねっと」は会員になっておくことをオススメします。
トクだ値10(やまびこ)
トクだ値10(やまびこ)は、えきねっとの会員限定の割引チケットなのでえきねっとの会員以外は利用+購入することができないため注意が必要になります。
トクだ値10を利用することで通常料金から10%割引された「9,720円」でやまびこ号に乗ることができ、トクだ値10はグリーン車の料金も割引をしてもらうことができます。
トクだ値10(やまびこ)の料金:9,720円
トクだ値10を利用したときのグリーン車の料金:13,010円
トクだ値15(やまびこ)
トクだ値15(やまびこ)も、えきねっとの会員限定の割引チケットなのでえきねっとの会員以外は利用+購入することができないため注意が必要になります。
トクだ値15を利用することで通常料金から15%割引された「9,240円」でやまびこ号に乗ることができ、トクだ値15を利用することでグリーン車は「12,290円」で乗ることができます。
トクだ値15(やまびこ)の料金:9,240円
トクだ値15を利用したときのグリーン車の料金:12,290円
お先にトクだ値30(やまびこ)
お先にトクだ値30(やまびこ)は指定席が利用することができる片道の割引きっぷで、こちらもえきねっとの会員限定になります。
お先にトクだ値30を利用することで、通常料金から30%割引された料金でやまびこ号に乗車することができ、料金が「7,610円」という格安な料金になります。
お先にトクだ値30の割引はグリーン車にも適用されるため、グリーン車を格安で利用したい方にもオススメです。
お先にトクだ値30(やまびこ)の料金:7,610円
お先にトクだ値30を利用したときのグリーン車の料金:10,120円
お先にトクだ値35(やまびこ)
お先にトクだ値35(やまびこ)も、えきねっとの会員限定の割引チケットになります。
お先にトクだ値35を利用することで通常料金から35%割引された「7,070円」でやまびこ号に乗ることができ、こちらもお先にトクだ値30と同様にグリーン車の割引も受けることができます。
お先にトクだ値35(やまびこ)の料金:7,070円
お先にトクだ値35を利用したときのグリーン車の料金:9,400円
モバトク・スーパーモバトク
「モバイルSuica」で東京~仙台区間の新幹線の料金を格安にすることができる「モバトク」や「スーパーモバトク」の存在をあなたはご存知でしょうか?
モバイルSuicaは「チケットレス乗車」などの便利性だけが優れているだけでなく、新幹線の料金も格安にできるというメリットがあります。
モバイルSuicaで受けることができる「モバトク」や「スーパーモバトク」を利用して「東京~仙台区間」の新幹線の料金をグッと安くすることができます。
モバイルSuicaの特急券は基本的にJR東日本が運営している新幹線であれば、使用することができます。
モバイルSuica特急券を使用することができる新幹線
・東北、北海道、山形、秋田、上越、北陸の各新幹線
モバイルSuicaはビューカードを所持している方であれば無料で登録をすることができますが、それ以外の方は約1000円の年会費を払って登録をする必要があります。
下記で「モバトク」や「スーパーモバトク」の通常料金との違いを詳しくまとめてみましたので、是非ご覧ください。
モバトクの料金
モバトクはモバイルSuica特急券の基本的なチケットのことを言います。
発車6分前であれば、列車の変更ができるサービスやキャンセルの払い戻しが310円という便利なサービスを利用することができます。
モバトクを利用することで、通常料金よりも少し安い料金で新幹線に乗ることができるため、モバイルSuicaを利用している方には是非利用していただきたい割引サービスです。
また、モバトクはモバイルSuicaの会員専用の割引チケットですので会員以外は利用することができない点のみ注意しておいてください。
モバトクを利用したときの料金:9,970円
モバトクを利用したときのグリーン車の料金:14,080円
モバトクを利用する際に気を付けていただきたいポイント
モバトクで新幹線の料金を安くするためには、モバイルSuicaの専用アプリをお手持ちのスマートフォンにダウンロードし、専用のサイトからチケットの購入を行わなければなりません。
スーパーモバトクの料金
スーパーモバトクはモバトクよりも格安の料金で新幹線を利用することができるモバイルSuicaの「早割サービス」のことを言います。
前日までに購入をすることが必須条件で、設定列車や区間、座席数が限定されているためその点のみ注意をして利用をする必要があります。
また、スーパーモバトクはモバトクとは異なり変更ができない仕組みになっており、キャンセル料の払い戻しが安くなるサービスもありません。
スーパーモバトクはモバトクよりも料金を安くすることはできますが、制限が多くなります。
(※スーパーモバトクもモバトク同様、モバイルSuicaの会員限定の割引チケットになるため会員以外の方が利用することはできません)
スーパーモバトクを利用したときの料金:8,960円
スーパーモバトクを利用したときのグリーン車の料金:11,950円
普通にチケットを購入するよりも少し手間がかかってしまいますが、通常料金や回数券よりもお得に購入することができるため会員登録をして利用してみてくださいね。
週末パスとトクだ値のどちらが得か
ここまで「週末パス」や「トクだ値」を紹介してきましたが、結局のところどちらがお得に新幹線を利用することができるのでしょうか?
週末パスとトクだ値のどちらを利用するか悩んでいる方は、下記の情報を参考にしてみてください。
「トクだ値30・35」を利用することができる場合は「トクだ値」の方が、お得に新幹線を利用することができますがトクだ値は事前予約をしておく必要があるため、急な用事で新幹線を利用する場合は利用することができません。
また、週末に新幹線を利用する場合は週末パスを利用する方がお得になります。
週末パスは「週末限定」になるため、週末以外で新幹線を利用する場合は必然的に「トクだ値」を利用することになります。
週末パスとトクだ値の使い分けは「使う日時」に注目して、自分の状況に合っている方法で週末パスやトクだ値で料金を格安にしましょう。
学割
東京~仙台区間を学生が利用する場合は、必ず「学割」を利用するようにしましょう。
新幹線の学割は割引率が高く、とてもお得に新幹線に乗車することができ、割引された乗車券と、特急券を合わせて新幹線に乗ることになります。
東京~仙台区間の新幹線は「えきねっとトクだ値」や「モバイルSuica」など様々な割引サービスがありますが、学生であれば「学割」で新幹線に乗車することをオススメします。
<学割を利用して料金を格安にする>
・学割(はやぶさ号・こまち号普通車指定席):10,010円
・学割(はやて号・やまびこ号):9,700円
・学割(普通車指定席):9,180円
<学割を利用するときに知っておきたいポイント>
・学割を利用することができるのは「101㎞以上」の区間で中学生以上の学生
・営業キロ数351.8㎞の東京~仙台区間は学割を利用することができる
・学割でチケットを購入する場合は「学生証」が必要になる
・学割のチケットは「駅の窓口」や「ネット購入」をすることができない
・学割が適用されるのは乗車券のみ(特急券は割引されない)
・指定席の料金は繁忙期に「+200円」閑散期に「-200円」と料金が異なる
・東京~仙台区間で自由席があるのは「やまびこ号」のみ
このように「中学生以上」の学生であれば誰でも学割を利用することができるため「中学生」「高校生」「大学生」「専門学生」は学生証の提示を行って、学割で東京~仙台区間の新幹線に乗りましょう!
ツアーパック(宿泊をする場合)
ツアーパックの割引は一人旅や家族旅行、出張などで「宿泊」をする場合にオススメの方法になります。
東京~仙台区間であれば最低12,700円から探すことができる「料金の安さ」や宿泊先を自由に選ぶことができることができる「自由性」が注目されています。
出発する三日前まで予約をすることが可能なので、急に決まった宿泊の予定でも安心して予約をすることができます。
<ツアーパックを取り揃えている会社はどこ?>
・日本旅行
・るるぶトラベル
・びゅう
<ツアーパックを利用するメリット>
・通常料金よりも格安で新幹線を利用することができる
・直前に予約をしても格安の料金で新幹線を利用することができる
・予約チケットの受け取りが簡単(予約したチケットは郵送される)
・乗り遅れた場合でも「後続自由席」に乗ることができる
<ツアーパックを利用するときに気を付けたいポイント>
・やまびこ以外の列車に乗ることができない
・宿泊先の変更をすることができない
ツアーパックは新幹線の時間を変更することは可能ですが、宿泊先の変更を行うことができない点は注意しなければなりません。
また、やまびこ以外の列車の「はやぶさ号」や「はやて号」を利用することができないため「やまびこ以外に乗車したい」と考えている方には不向きであると言えます。
まとめ
今回は東京~仙台を格安で移動するための方法をご紹介してきましたが、いかがだったでしょうか?
以外にも「料金を安くすることができる」方法がたくさんあったのではないでしょうか?
少しお値段が高い新幹線でも、料金を格安にする方法を知れば今よりも利用しやすくなると思います。
東京~仙台区間の新幹線を利用する機会がある方は、今回紹介した様々な方法を試して「格安料金」で新幹線に乗車してみてくださいね。