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ベジマイトとは|選び方や購入方法をご紹介

オーストラリア人なら誰もが知っているという国民食「ベジマイト」をご存知ですか?独特な香りと味わいが故に好き嫌いが分かれ、「世界一まずいジャム」と酷評されることもある発酵食品ですが、その一方で一度ハマるとやめられなくなる中毒性のある美味しさだとも言われています。

今回は、そんな「ベジマイト」の魅力とおすすめの食べ方、購入先などをご紹介します。

ベジマイトとは

ベジマイトは、オーストラリアやニュージーランドにおいて日常的に食べられている発酵食品です。

日本人で言えば味噌や醤油のような国民食として、どの家庭にも常備されています。

現地のスーパーマーケットでは、ジャムや蜂蜜のコーナーで売られていることが多く、パントーストなどに塗って食べるスプレッドです。

見た目は茶色く、まるでチョコレートクリームのように見えますが、実はとても塩辛い食べ物です。

初めて食べる方は、その甘そうな見た目とのギャップに驚くことも多いでしょう。

ベジマイトの主原料は、イースト菌抽出物(酵母エキス)や塩。イースト菌抽出物には、ビールの製造過程で残った麦芽酵母も含まれています。

そのためベジマイトの香りも特徴的で、ビール酵母を使った栄養補給用の錠剤「エビオス錠」や、漢方薬に似た独特な匂いがします。

ベジマイトの味

八丁味噌にも似たとても塩辛い味で、ビール酵母のような独特な風味を持ち、最後にほどよい苦味が残ります。

オーストラリア人やニュージーランド人には親しまれている味ですが、初めて食べる人にとっては、日本の納豆のように敬遠されてしまうことも多い、とても個性的な味わいです。

味も香りも濃い食べ物であるため、そのまま食べるではなくパントーストに塗ったり、料理に使って食べたりするのが一般的です。

ベジマイトの特徴

味や香りに加えて、ベジマイトの特徴と言えるのが、健康・美容効果です。

ベジマイトに含まれるイースト菌抽出物(酵母エキス)は栄養価が非常に高く、チアミン(B1)・リボフラビン(B2)・ナイアシン(B3)・葉酸(B5)といったビタミンB群を豊富に含んでいます。それゆえベジマイトを食べることで、以下のような健康・美容効果が期待できます。

美肌を作る

酵母に含まれるビタミンB群は、人が食べたものを代謝してエネルギーに変えるために必要な栄養素です。そのビタミンB群をしっかり摂取することによって体の代謝が上がり、老廃物の排出がスムーズに。その結果、肌トラブルの改善や美肌の維持に繋がります。また粘膜や皮膚の健康を保つこと、血液を作ることにも必要な栄養素です。

腸内環境を整える

酵母が腸内で分解されるとオリゴ糖が発生するという研究結果があり、善玉菌の大好物であるオリゴ糖が増えることで、腸内環境美化に繋がります。また、酵母に含まれる食物繊維が腸内の水分を吸収し、便や老廃物の排出を促すため、便秘の解消にも効果的だと言われています。

糖の吸収を穏やかにする

酵母は、食べた物の糖をアルコールと炭酸ガスに分解する働きがあり、食事中の糖の吸収を抑制する効果があると言われます。 急激な血糖値の上昇を予防し、余分な糖が脂肪細胞に取り込まれて蓄積されるのを防ぐことで、ダイエット効果が期待できます。

おすすめの食べ方

そのまま食べると塩辛く、香りも独特なベジマイトですが、食べ方のポイントを押さえておけば安心です。ここからは、ベジマイトを美味しくいただくためのおすすめの食べ方を紹介します。

パントースト

オーストラリアやニュージーランドでは、ベジマイトを朝食メニューとして食べるのが定番。その際、一番メジャーなのが、食パンにベジマイトを薄く塗り、その上にバターをたっぷり塗ってトーストする食べ方です。
チーズやアボカドを加えたり、はちみつやジャムを塗ったりと、レシピのバリエーションも豊富ですが、一番押さえておきたいポイントは、「ごく少量のベジマイトを薄く塗ること」です。食パンにほんのり色が付く程度の薄さがちょうど良く、バターとベジマイトの比率は3:1程度にするのがおすすめです。ベジマイトの量が多いと、塩気が強すぎたり、独特な香りが気になることもありますので、バターと上手く中和する自分好みの量を見極めてみると良いでしょう。また食パンだけでなく、バターが多く使われているデニッシュパンやクロワッサンなどに合わせてみるのもおすすめです。

パスタ、ピザ

塩気が強く、濃厚なコクもあるベジマイトは、チーズやトマトを使ったイタリアン料理との相性も良いです。少量のベジマイトをトマトソースに加えたパスタや、ピザソースの上に少量のベジマイトを塗り、具材とチーズを乗せて焼いたピザは食べやすくおすすめです。

ゆで卵

少量のベジマイトとはちみつを混ぜ合わせ、半熟のゆで卵に塗るだけで「ベジ玉」が完成。ベジマイトの独特な香りはありますが、卵のコクと合わさって次第に癖になる味わいです。

味噌汁

ベジマイトは意外にも和食との相性も良く、いつもの味噌汁に少量のベジマイトを加えるだけで美味しく仕上がります。ベジマイトも味噌も同じ発酵食品ですので、旨みとコクが出るのは納得ですね。

肉じゃが

普段の肉じゃがを作る際、醤油とみりんの代わりにベジマイト、バター、少量のオリーブオイルを加えるだけで、洋風の肉じゃがに仕上がります。コクが出るのはもちろん、バターを使用するため、独特な香りも軽減されて食べやすくなります。

おすすめのレシピアプリ

ここで紹介したベジマイトの食べ方は、以下のアプリでいろいろ紹介されているので、気になった方は覗いてみてください。

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ベジマイトの種類と選び方

一番スタンダードなベジマイトの他に、「マイファーストベジマイト」や「チーズベジマイト」というものが存在します。「マイファーストベジマイト」は子供用のベジマイトで、食塩が50%カットされ、各種栄養成分が増強されているものです。「チーズベジマイト」は名の通りチーズ入りですので、普通のベジマイトよりもマイルドな口当たりとなっています。
またベジマイトの内容量は220gの瓶入りタイプが主流です。オーストラリアやニュージーランドではチューブタイプや1回使い切りの少量パックも販売されているようですが、日本国内で手に入るのはスタンダードなベジマイトの220g瓶入りタイプくらいで、それ以外はあまり見かけません。オーストラリアやニュージーランドへ旅行された際には、ぜひ現地のスーパーに立ち寄って探してみてください。

ベジマイトとマーマイトの違い

続いてベジマイトとよく似た「マーマイト」という商品も存在しますので、ここで合わせて紹介します。マーマイトは、1902年にイギリスで商品化され販売が始まりました。ベジマイトが誕生したのは1923年ですので、実はマーマイトの方が歴史が古いことになります。元々はイギリスで作られたマーマイトがニュージーランドに輸入されていましたが、後にニュージーランド国内で製造されるようになったという経緯があるようです。

ベジマイトとマーマイトの原材料を比較すると、以下の通りになります。

ベジマイトの原材料

酵母エキス、食塩、麦芽エキス、着色料(カラメル)、香料、ナイアシン、ビタミンB1,ビタミンB2、葉酸

マーマイトの原材料

酵母エキス、食塩、野菜エキス、スパイス、セロリエキス、強化剤

どちらも酵母エキスと食塩がベースですが、ベジマイトには麦芽エキスが入っているのに対して、マーマイトには野菜エキス、スパイス、セロリエキスが含まれています。苦味については、麦芽エキスを含んでいるベジマイトの方が少し強めですが、2つの味が全く違うということはありません。
また、ベジマイトの見た目は黒っぽく、ペーストはやや固めなのに対して、マーマイトの見た目は茶色っぽく、ドロっとした柔らかいペーストとなっています。気になる方は2つを食べ比べてみるのも良いでしょう。

おすすめの購入先

ここからは、ベジマイトを購入できるおすすめの実店舗と通販サイトをご紹介します。

まず実店舗であれば、カルディコーヒーファームがおすすめです。
カルディコーヒーファームは、国内で約450店舗を展開しており、オリジナルのコーヒー豆をはじめ、世界各国の食材やお菓子、ワインなどが揃う輸入食品専門店として人気です。輸入食品にあまり馴染みのない方でも気軽に立ち寄りやすい雰囲気で、店頭で提供されているコーヒーを試飲しながら、ゆっくりと買い物を楽しむことができます。

カルディコーヒーファームで取扱っているベジマイトはスタンダードな220g瓶入りタイプのみですが、大体どの店舗でも販売されています。ジャムやはちみつのコーナーに陳列されていますので、ぜひ探してみてください。

ネット通販であれば、 AmazonやYahoo!ショッピング等でも購入可能ですが、並行輸入品が多く、海外から発送されることも多いため少し割高になってしまう可能性があります。

しかし、日本国内ではなかなか見かけないチューブタイプや小分けパックなども販売されていますので、割高になっても手に入れたい!という方にはおすすめです。

ベジマイトが食べられるレストラン

ベジマイトを試してみたいけど、購入しても食べきれないことを考えて躊躇してしまう方もおられるかもしれません。そこでベジマイトが食べられるレストランを紹介します。

bills(ビルズ)

パンケーキで有名な「bills(ビルズ)」は国内に8店舗を展開するオーストラリア・シドニー発のレストランです。朝食メニューで提供されている「トースト」に、ベジマイトを付けることができます。

N2 Brunch club

東京・日本橋高島屋S.C.新館にあるオージーブランチレストラン&カフェです。お店おすすめの「リベリナブラックアンガスビーフステーキ」は、自家製のベジマイトバターを付けていただくことができます。このベジマイトバターはカレー風味にアレンジされているので、ベジマイト独特の風味が消えて食べやすいです。

その他にもオーストラリア料理の専門店であれば、ベジマイトを使った料理が提供されている可能性があります。オーストラリア料理のレストランへ行く機会があれば、ベジマイト料理がないか探してみてください。

ベジマイトを使った食品

最後に、オーストラリアで人気のベジマイトを使った食品を2点ご紹介します。

ベジマイトチョコレート

オーストラリアではおなじみのキャドバリー社のDaily Milk。日本でも人気のあるチョコレートブランドですが、オーストラリア現地ではベジマイト味が販売されています。チョコレートの中心部分に液状のベジマイトとキャラメルが入っており、塩キャラメルのような味がするのだとか。ベジマイトの味は薄めなので、ベジマイト初心者向きと言えるでしょう。

ベジマイトチップス

オーストラリアで販売されている「ベーグルクリスプ」というスナック菓子に、ベジマイト味があります。スライスしたベーグル(パン)にベジマイトを塗り、カリッと焼き上げたもので、こちらもベジマイトの風味は薄めのため食べやすくなっています。

残念ながら、現在どちらも日本国内では販売されていませんが、オーストラリアへ行った際はスーパーのお菓子コーナーにも立ち寄ってみてはいかがでしょうか。ベジマイトの風味が弱めなので、お土産にも喜ばれそうです。

まとめ

今回は、オーストラリアの国民食「ベジマイト」の魅力についてご紹介しました。味も香りも独特なベジマイトですが、食べ方のポイントを押さえれば美味しくいただくことができます。「世界一まずいジャム」と酷評されるほどの味ってどんな味?という好奇心も含めて、ぜひこの機会に一度試してみてはいかがでしょうか。