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VoxBox レビュー|安価で高機能なAI音声読み上げソフト

通勤電車の中でPDFやWordの資料を読みたいと思っても、混雑しているとスマートフォンを手に取るのが難しかったり、目で文字を読むのが大変だったりすることはないでしょうか。

私も仕事の移動中や合間に資料を音声で読み上げてくれるツールがあるといいなと思っていたのですが、安価でちょうど使い勝手のいい「VoxBox」というソフトを発見し有償版を購入して使用してみましたのでレビューしていきます。

VoxBoxの種類

VoxBox」は「無料体験版」と「完全版」があり、無料体験版でもある程度活用できる機能が揃っています。

まずは無料体験版で音声変換の品質を確かめてから有償版に移行、という感じでもいいと思います。

MEMO
ソフトウェアは同じで、ライセンスコード認証に機能開放するという仕組みのため、ソフト自体は無料体験版も完全版も全く同じです。

MEMO
モザイクをかけているのは、私のメールアドレスです。

実施方法詳細については解説されている動画を見つけましたので掲載しておきます。

VoxBoxの提供会社

VoxBox」を提供元は、iMyFoneという「香港」の企業です。

日本の企業が提供しない便利系のソフトは中国か香港の企業が提供していることが多く、この手のソフトは結構多くためしている方かと思いますが、香港は比較的安心な部類です。

オフィスは「World Commerce Centre」に構えているようですが、いわゆるレンタルオフィスといった形での提供はしておらず、実態がある企業なので安心しても問題ないかなと思います。

MEMO
日本の企業でも、怪しい化粧品を販売している会社などは、オフィスとして登録している場所を郵便物のみ届く仮の住所(レンタルオフィスなど)で登録していつでも夜逃げできる体制を取っていたりします。iMyFoneは大丈夫そうですが、他の海外企業も同様で、レンタルオフィスを企業の住所として登録している企業は避けたほうが無難です。

企業の評価自体は、調査しましたが怪しい点は今のところなさそうです。

Wiresharkを使用して外部通信を調査

今回はネットワークプロトコルアナライザーの「Wireshark」を使用して「VoxBox」が外部のサーバーへデータをアップしていないか調査しました。

Wiresharkとはパソコン(パソコンにインストールされているソフトを含む)とインターネットの通信を調べることができるソフトです。


Time(いつ)、Soruce(どのサイトへ接続しているか)など通信そのものを確認することができる非常に優秀なソフトです。

一般的な企業でも、制作したソフトウェアの挙動を確認するために使用されています。

フリーWi-Fiを使ってインターネットに接続している状態で個人情報をサイトへ登録するなと聞いたことがあるかもしれませんが、同じフリーWi-Fiへ接続しWiresharkを使用すれば、「info」のところで入力した文字列を見ることができたりするので、これが理由だったりします。

シンプルにWiresharkを使用すれば、自宅のWi-Fiがどのサイトへ接続しているかもわかるので、家族がWi-Fiを使用していれば、その家族の方が見ているサイトも簡単にわかります。

そのため、Wiresharkを使用すれば「VoxBox」が外部サーバーと通信していれば、どのサーバーへどういった情報を送っているのがわかるわけです。

ソフトウェアの指定をして、3日間放置を行いましたが、結論的にはそもそも外部への通信をしていないことがわかりました。

MEMO
起動時にアップデートの確認をしにいくことを除く

ですので、結果的には外部通信をそもそもしていないので、情報が抜かれるなどのリスクはないと考えて大丈夫かと思います。

VoxBoxの使い方

まずは公式サイトからソフトをダウンロードします。

VoxBox公式サイト

ソフトをインストールして起動すると以下のチュートリアルが始まります。

チュートリアルが終了すると以下の画面となります。

私は、PDFやWordの文章を音声で聞きたかったので、これらのファイルを音声化します。

今回は以下のPDFファイルを音声化してみます。

AI(人工知能)を巡る問題・課題と今後の方向性について 1

画面上部の「ファイルをインポート」をクリックして、このリンクのPDFファイルを読み込ませます。

すると、こんな感じにPDF上の文字がテキストファイルになります。

右側の「変換」をクリックすると音声ファイルを出力できるようになります。

実際に出力したファイルは以下です。

MEMO
今回は男性でバランスの良い声で出力してみましたが、その他の声も多数あるので、自分の好みを探してみてください。

単純に音声化したいファイルを読み込ませ、出力ボタンを押すだけで、このクオリティで音声ファイル化してくれます。

音声ファイルを別の声に変換もできたりします。

「音声変換」をクリックしてみてください。

ここに、先程の男性の声の音声ファイル「Asahi(Male).mp3」を読み込ませます。

女性に声を変換してみたいので、「Elizabeth Olsen」をクリックして変換をかけると、その声色へ変換されます。

その他の機能

今回はPDFファイルを音声ファイル化しましたが、VoxBoxは音声関連の機能は一通り揃えています。

例えば、ビデオコンバーターとしての機能や、音声編集も簡単にできてしまいます。

今回は、自動で出力された音声そのものをアップしましたが、こだわろうと思えば、文節の区切りや強弱やイントネーションなどを修正することができます。

価格

価格は上記のとおりです。

音声変換の機能は無料版でもある程度試すことができるので、気に入ったら年間ライセンスを購入するのをおすすめします。

MEMO
私は年間ライセンスを購入しました。

まとめ

簡単な操作でここまで正確に文字を音声化できるソフトはなかなか他にないかと思います。

価格も他のソフトと比べて安価なので、迷ったらこれをとりあえず使ってみるのがいいのかなと思います。