動画を撮影したけど、ピンとがあっていなくてちょっとボケてしまった。
古い動画を4Kの高画質にして、大画面でみたい!
といった動画の品質に関する悩みを解決してくれる「Winxvideo AI」が非常に精度が高く使い勝手がよかったのでご紹介したいと思います。
目次
Winxvideo AIとは
AI技術を活用して、動画の高画質化、画像の鮮明化、フレーム補間や手ぶれ補正、自動で一括完成できるソフトウェアです。
どういったものかは以下の動画みていただくとわかりやすいと思います。
こんな感じで、この「Winxvideo AI」で処理をすると、低い画質のものをくっきりとした高画質に変換することができます。
画質の向上だけでなく、フレームレートを上げたり
手ブレ補正を後から追加したり
など、動画撮影したのはいいものの、後から見返したときに、もっとこうやって撮影すればよかった、、、というのを解決してくれます。
Winxvideo AIの安全性
提供会社は「Chengdu Digiarty Software, Inc.」という2006年に設立した中国の会社です。
個人的にはDVDコピーソフトに定評のある会社で、私も有料版を購入して活用させていただいていたりしました。
Wiresharkを使用して外部通信を調査
ブラウザベースだと安心ですが、このソフトはパソコンにインストールするタイプなので、セキュリティが心配になる方も多いと思い、Wiresharkで外部通信をすべてチェックしましたが、結論としては怪しい動きは全くなかったので、安心していただいて大丈夫かと思います。
Wiresharkとは
Wiresharkとはパソコン(パソコンにインストールされているソフトを含む)とインターネットの通信を調べることができるソフトです。
Time(いつ)、Soruce(どのサイトへ接続しているか)など通信そのものを確認することができる非常に優秀なソフトです。
一般的な企業でも、制作したソフトウェアの挙動を確認するために使用されています。
フリーWi-Fiを使ってインターネットに接続している状態で個人情報をサイトへ登録するなと聞いたことがあるかもしれませんが、同じフリーWi-Fiへ接続しWiresharkを使用すれば、「info」のところで入力した文字列を見ることができたりするので、これが理由だったりします。
シンプルにWiresharkを使用すれば、自宅のWi-Fiがどのサイトへ接続しているかもわかるので、家族がWi-Fiを使用していれば、その家族の方が見ているサイトも簡単にわかります。
そのため、Wiresharkを使用すれば「Winxvideo AI」が外部サーバーと通信していれば、どのサーバーへどういった情報を送っているのがわかるわけです。
Wiresharkでの検証結果
ソフトウェアの指定をして、動画編集作業と3日間の放置を行いましたが、ソフトウェア更新のチェックをサーバまで見に行っていること以外は、特に外部への通信をしていないことがわかりました。
ですので、情報が抜かれるなどのリスクはないと考えて大丈夫かと思います。
Winxvideo AIのその他の機能
冒頭でご紹介した画質・フレームレートを上げたりすること以外にもいろいろと機能がついています。
画面録画
以下の録画機能を持っています。
- 全画面録画
- 指定範囲録画
- PIP
- Webカメラ録画
- 録音
動画保存
動画を保存する機能がついています。
そのため、YouTubeなどから素材を他の怪しいサイト経由でダウンロードすることなく「Winxvideo AI」でダウンロードして動画素材を集めることができます。
動画圧縮
画質を劣化させずに動画のサイズを小さくすることができます。
「Winxvideo AI」を使って動画編集をした後に、SNSへ上げる用として、動画の圧縮をしたい場面もあると思いますが、「Winxvideo AI」内で動画の圧縮まで完了させることができます。
操作
今まで紹介してきたものは、公式サイトが謳っているものばかりなので、実際にいくつかの動画を「Winxvideo AI」を使って編集してみたいと思います。
まずは、以下から適当な動画をダウンロードしてきました。
解像度はあえて640×360pxにしました。
編集前の動画以下。
640×360pxなので、かなり荒い動画になっています。
次に「Winxvideo AI」で解像度を上げて見るために、以下から「Winxvideo AI」をダウンロードしてインストールします。
ソフトを起動すると以下の画面になります。
今回は動画なので、右の「動画AI」をクリックします。
動画をドラッグアンドドロップすると以下の画面になります。
デフォルトで解像度を上げる設定になっています。
スケール2xなっているので、640×320を1280×720にアップコンバートですが、今回は差をわかりやすくするためにFHDにしたいと思います。
現在2xになっているので、モデル設定のスケールを3xへ変更します。
変更したら右下の「RUN」をクリックすると処理が開始されます。
完了した動画が以下。
明らかに画質が向上していることがわかります。
スマホの小さな画面で見ても、桜の花びらがかなりくっきりしています。
次は、以下の動画を先程と同様にFHDにして、かつフレーム補間・手ブレ補正をかけてみたいと思います。
元の動画は以下。
AIフレーム補間とAI手ブレ補正にチェックを入れるだけでOK。
チェックを入れたら、右下の「RUN」をクリックしてしばらくして出来上がった動画が以下。
動画全体がなめらかに動いていて、大きく揺れていた手ブレがなくなりました。
価格
価格は購入タイミングによって異なる可能性があるので、公式サイトを見ていただくのが無難です。
個人的には、動画ダウンロード機能もかなり便利で、この機能だけでも8,000円程度するソフトもある中、これだけクオリティの高い動画編集ができるとなると、永久ライセンスを購入しておいて損はないかと思います。
まとめ
SNSで動画を上げる機会が非常に増えたかと思いますが、いい感じの動画を作るのがなかなかめんどくさくなっています。
そんな場合でもこのWinxvideo AIさえあれば、クリック操作だけで簡単に高品質な動画を作成することができますので非常におすすめです。