Wondershare Filmoraは初心者でもプロ並みのクオリティに仕上がる動画編集ソフトです。
ビデオ作成や映像編集がこれ一本で完結でき、世界150以上の国・地域で多くの人に愛用され登録ユーザー数は1億人を突破。
特に動画編集をこれから始める初心者には、PremiaProとは違い「買い切り」タイプがあることと、永続ライセンスを購入しても1万円を切る価格であることから非常におすすめです。
目次
Filmoraの特徴
- 豊富なテンプレートベースで動画制作可能なので初心者におすすめ
- 価格が安い・買い切りタイプがある
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初心者におすすめ
かっこいい動画を作りたい!と思っていざ動画編集を始めても、どういう構成にしたらいいのかわからないので、単純な切り貼りだけで、思い通りの動画に仕上がらないことが多いはず。
Filmora(フィモーラ)であれば、例えば、以下のようなテンプレートがあるので、このテンプレート上の動画を自分のものに差し替えたり、表示されているテキストを書き換えたり、すでに使用されているエフェクトを引き伸ばしたり、変更したりと、テンプレートベースで動画編集が可能なので、初心者でも非常にクオリティの高い動画を制作することができます。
価格が安い・買い切りタイプがある
動画編集ソフトを頻繁に使用しない場合は、サブスクのように毎月料金が発生するタイプと相性が非常に悪く、初心者には買い切りタイプをおすすめしているのですが、買い切りの動画編集ソフトは高額になりがちです。
Filmora(フィモーラ)は買い切りで、価格も1万円を切るため、入門には最適です。
ソフト | 購入方法 | 価格 |
Filmora(フィモーラ) | 買い切り | 8,980円 |
PowerDirector 21 Ultra | 買い切り | 12,980円 |
Adobe Premiere Pro | サブスク | 28,776円/年間 |
DaVinci Resolve | 買い切り | 35,980円 |
FinalCutProX | 買い切り | 36,800円 |
Adobe Premiere Elements | 買い切り | 19,580円 |
Filmora12の新機能や特徴
私はFilmora 8の頃から愛用していますが、毎年のようにバージョンアップされていて、その時々のトレンドに合わせた機能が実装されています。
直近ではFilmora 12へアップデートされました。
アップデータとされた機能をまとめると以下のとおりです。
機能 | 詳細 |
パネルレイアウトの切り替え | 新たなパネルレイアウトが5種類追加され、編集スタイルやモニター数に合わせて選択できるようになりました。特に「デュアルモニター」は、拡張モニターを効率的に使用したワークスペースを実現できます |
パワーアップしたキーフレーム | 位置、回転、スケール、不透明度などすべてのパラメータを、キーフレームで個別に制御することが可能になりました。また、エフェクトやカラーなども拡張されたキーフレームに対応しています。 |
マスクペンツール | ペンツールを使って、自由な形状のマスクを作成できます。直線だけでなくベジェ曲線を使ってオブジェクトの形状に合わせた複雑なマスクを描くこともできます。 |
調整レイヤー | 調整レイヤーを使うと、下のトラックにあるすべてのクリップに同じエフェクトを適用できます。 調整レイヤーのサイズや位置を調整して、画面の一部だけにエフェクトをかけることもできます。 |
AIスマートカットアウト | 動画の被写体を指定して、AIで素早く正確に切り取ることができます。 |
AIオーディオストレッチ | AIを搭載したオーディオストレッチツールを使えば、動画の長さに合わせてオーディオを自然に伸縮できます。音楽を繰り返したり、自然に繋ぎ合わせる編集作業が不要になります。 |
AIノイズ除去 | AIを搭載したオーディオデノイズツールで、ノイズをよりきれいに取り除くことができます。 3Dテキスト 3Dタイトルテンプレートを使って、簡単に3Dテキストを作成できます。 |
Premiere Pro/Final Cut Proショートカット | Premiere ProやFinal Cut Proの操作に合わせたショートカットプリセットを搭載。使い慣れたキーボードショートカットをFilmoraでも使用できるようになりました。 エフェクト表示の最適化 Filmora内蔵のエフェクトの分類、表示を最適化。さらに表示速度が改善されてより快適になりました。 |
新しいロイヤリティフリー音楽 | ロイヤリティフリーのBGMが新たに100曲以上追加されました。 |
クラウド機能(パソコン・スマホ連携) | パソコンで作成した動画をスマホでチェックしたり、編集した動画を別のパソコンで作業を継続したりする機能が追加されました。 |
便利な機能が多数実装されましたが、個人的に注目すべきポイントをピックアップして解説します。
>機能詳細はこちら
マスクペンツール
動画内の特定の対象物を切り抜きたい場合に、対象物をペンで囲うことでくり抜くことが可能です。
わかりやすいように早送りでくり抜きを行っていますが、このペンツールは対象物を認識して吸い付くように囲ってくれるので、簡単かつきれいに切り抜くことができます。
「Adobe Premiere Pro」というプロ仕様の動画編集ソフトと同じ機能が実装され、ますますFilmora(フィモーラ)でも十分かなといったところです。
AIスマートカットアウト
YouTubeなどの実況動画で顔出し配信する際に、ゲーム背景に自分の顔を乗せる場合は、グリーンバックの背景が必要となります。
例えばこんな動画
3秒目あたりから、背景にゲーム動画、左下にヒカキンの顔が写っていますが、こんな映像を簡単に作成することができます。
切り抜き方は以下の動画を見ていただくとわかるとおり、切り抜きたい対象物をだいたいで、構わないのでクリックしながら線を描くようになぞるだけでOKです。
くり抜いた自身の映像とゲーム画面とで重ねるだけでOKです。
参考までにグリーンバックとは以下の画像のように、背景をグリーンにすることを指します。
このグリーンバックの中で撮影し、動画編集時に緑をすべてカットするという処理を行うことで、背景の緑がカットされて、自分の姿だけの映像をつくることができます。
AIオーディオストレッチ
地味に嬉しい機能がこれです。
動画編集の際には、必ずバックミュージックを入れるかと思いますが、これが動画の尺と合わないことがほとんどです。
その際には、音楽を切り貼りして伸ばしますが、継ぎ目が違和感あるので、フェードという処理を入れたりと、非常にめんどうではあったんですが、このAIオーディオストレッチという機能を使用すれば、単に音楽をクリックして選択して、ひっぱれば自動で音楽を延長することができます。
青色のバーが動画映像で、深緑のバーが音楽パートです。
動画はまだまだ続きますが、音楽が途切れてしまっているので、通常であれば、前半の音楽をコピー&ペーストして、継ぎ目を違和感がないように音楽に合わせて処理するなどしないといけませんが、クリックしてグーっと伸ばすだけでできてしまいます。
音楽の調整は動画を作る際には必ず実施しないといけない作業ですし、初心者にはこの継ぎ目の処理も難しいため、この機能はありがたい機能です。
クラウド機能(パソコン・スマホ連携)
動画編集はパソコンで行うことが多いかと思いますが、パソコンで作成した動画をスマホへの転送はどのように実施していますでしょうか。
Filmora(フィモーラ)ではWondershare Driveと連携可能で、Filmora(フィモーラ)で作成した動画をエクスポートと同時にWondershare Driveへアップロードが可能です。
このWondershare Driveへアップロードした動画は、スマホのFilmoraアプリからアクセス可能ですので、転送の手間なく簡単にスマホで確認することができます。
逆に、スマホのFilmoraアプリで編集した動画をWonershare Driveへアップロードすれば、簡単にパソコンでもチェックすることが可能です。
具体的には、Filmoraを利用して動画をエクスポートする際に、「クラウドにアップロード」がアクティブになっていることを確認してエクスポートします。
エクスポート完了後、スマホのFilmoraアプリを起動すると、エクスポートした動画をチェックすることができます。
「VE Project 7」をタップすると動画が再生されます。
また、通常はパソコンで編集した動画は、編集を開始したパソコン上に編集中のファイルが保存されるため、同じパソコンでないと動画編集の続きが行えませんが、編集ファイルをクラウド上にアップする機能があるため、パソコンを変更しても途中のファイルを編集することが可能です。
上記のように、クラウドのマークにチェックが入っていれば、別のパソコンでも途中から編集が可能です。
Filmoraを使用する場合はスマホ連携が非常に便利ですので、必ずダウンロードするようにしましょう。
Filmoraアプリの機能
上記でパソコンのFilmoraとの連携について記載しましたが、Filmoraアプリでは、単にパソコンで編集した動画との連携だけでなく、Filmoraアプリ単体で動画編集を行うことができます。
アプリでも一通りの機能が利用できるので、パソコンが苦手な方や簡単な編集をサクッと終わらせた方は、まずアプリから初めて見るもいいかもしれません。
詳細はこちら
まとめ
動画編集、初心者、というキーワードで最もおすすめなFilmoraと最新バージョンで追加された機能をご紹介しました。
個人的には、テンプレートを使用した動画制作が簡単にできることがポイントで、テンプレートを使用すれば、初心者でもかなりかっこいい動画が簡単に作ることができます。
また、アプリとの連携も非常に便利ですので、まず動画編集をやってみたいと考えている方は、Filmoraから初めてみることをおすすめします。
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