MiniTool Partition Wizardとは、パーティション管理ツールです。
このツールを利用すると、例えば、ハードディスクの容量が500GBあった際に、300GBと200GBに分けることが可能となります。
パソコンをよく利用する方であれば、Cドライブ、Dドライブ…のようにパーティションが分けられている様子を見たことがあるかと思います。
MiniTool Partition Wizardはそういったパーティション管理だけでなく、データのバックアップや復元、データリカバリなどの機能もあり、ディスク管理ソフトとして必要十分な機能を兼ね備えており、こういったソフトを探している方であれば、第一候補として上がってくるであろうMiniTool Partition Wizardを今回は解説していきます。
目次
MiniTool Partition Wizardの販売会社
「MiniTool® Software Ltd.」というカナダと香港に拠点を置く会社です。
こういったディスク管理系のソフトウェアのインストールに際して、販売元が気になる方も多いと思いますが、2009年に「MiniTool Partition Wizard」をリリースしてから10年以上、大きなトラブルなく運営されているため、信頼できる企業かと思います。
また、「MiniTool Partition Wizard」については、リリース以降、少なくとも年に2回程度のアップデートを毎年実施し、新しい機能の追加やバグ修正が実施されているので、長期利用を想定している場合には特に安心です。
参考:MiniTool Partition Wizardの更新履歴
また、
スパム・ウィルスの危険性
本ソフトウェアを紹介するにあたって、「Wireshark」にて3日間不正な通信がないかチェックいたしましたが特に問題ありませんでした。
Windows上で必要のない権限やポート開放なども要求してこないため、「MiniTool Partition Wizard」の中にスパムやウィルスが仕込まれている可能性は0と考えて問題ないと思います。
MiniTool Partition Wizardの特徴
起動後のメインは以下のとおりです。
「ディスク1」「ディスク2」「ディスク3」と表示されていますが、この部分は皆さんが利用している環境により見え方が異なります。
また、海外のソフトウェアは往々にして日本語対応していないことが多いのですが、上記の画像の通りしっかりと違和感のない日本語に対応しているので、英語が苦手な方でも問題ありません。
価格
参考:価格の詳細はこちら
パーティションの分割などが目的であるなら無料版で十分かと思います。
「プロ版」の特徴はやはり「OSディスクコピー」です。
OSがクラッシュしたことがある方はわかるかと思いますが、不意に発生するパソコンの不具合もこの機能が備わっているだけで、復元は非常に簡単だったりします。
そして、「プロ・プラチナ版」はなんといっても「パーティション復元」「データ復元」です。
「MiniTool Partition Wizard」の復元は非常に強力で、ファイル消失した場合はもちろん、誤ってゴミ箱から削除してから数ヶ月経ったしまった場合でもかなりの割合でデータの復元が可能です。
まとめ
パーティション分割はWindows標準機能で備わっていますが、専用に開発されているソフトではないために、パーティションに区切った際に無駄な領域が発生したりとうまく行かないことが多いのですが、この「MiniTool Partition Wizard」であれば、パーティション分割専用として長年開発されてきていることもあり、無駄なく非常に軽く動作します。
「プロ・プラチナ版」にしか搭載されていませんが、データ復元も非常に強力、かつ非常にシンプルかつ簡単に利用することができるので、「パーティション分割」「データ復元」で悩まれている方や初心者に特におすすめです。