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【決定版】パン生地の冷めた宅配ピザをおいしく温め直す方法

冷めたピザの、カチカチチーズとパサパサ生地のマリアージュはとても悲しいものですね。

食べ物を温め直すのに、お手軽なのは電子レンジですが、何も工夫せずにパン生地のピザを電子レンジで温めるのはNGです。

パン生地部分の水分が飛んで、ふわふわモチモチだった生地がカチカチパサパサになってしまいます。

また、チーズなどの具材には、生地から飛んだ水蒸気が、水滴になってくっついて、味がふやけてしまいます。

電子レンジでなく、オーブンやフライパンなどで単に焼いて温め直しても、やはりピザのパン生地やチーズなどの具材の水分が飛んで、ふわふわ感やジューシーさが半減してしまい、おいしくありません。

クリスピー生地のピザについてはこちらを参照してください。

【決定版】クリスピー生地の冷めた宅配ピザをおいしく温め直す方法

結論:ホットプレートで温め直す

結論としては、ホットプレートを使って温め直すのが1番です。理由は、適温で温められる上、ピザの水分が逃げにくいためです。

手順

STEP.1
最高温度に予熱をしておく
STEP.2
クッキングシートを敷いてピザを乗せる
STEP.3
フタをしてピザを全体的に温める
STEP.4
大さじ1/2の水をクッキングシートの下に滑り込ませるように垂らす
STEP.5
ピザに水を触れさせないように入れるのがポイント
STEP.6
再びフタをして蒸し焼きにする
STEP.7
チーズや肉類の油がグツグツしてきたら完成
MEMO
おいしく温め直すには、ホットプレートでただ温めるだけでなく、途中で少量の水を加えて蒸し焼きにするのがポイントです。

その他の方法

家にホットプレートがない人向けに、ホットプレートに比べてややデメリットはありますが、パン生地ピザをおいしく温められる別の方法をいくつか紹介します。

フライパンで温め直す


メリット
ホットプレートと同レベルにおいしく温め直せる
デメリット
火加減と水分の足し方がやや難しい(蒸し焼きにするのが難しい)
・クッキングペーパーを敷いてピザを乗せ、中火で2分焼く
・水大さじ1杯をクッキングシートの下に滑り込ませるように垂らす
・ピザに水を触れさせないように入れるのがポイント
・フタをして弱火にし、1分蒸し焼きにする

オーブントースターで温め直す


メリット
アルミホイルと霧吹きがあれば、ホットプレートと同レベルに出来上がる
デメリット
アルミホイルでピザを巻く手間と霧吹きの手間
・ピザの耳に霧吹きで軽く水をかける
・ピザ下にアルミホイルを敷き、耳の部分もアルミホイルで軽く包む
・3~4分予熱をしたオーブントースターに入れて5分ほど焼く
・チーズがグツグツしてきて肉類の油が溶けたら出来上がり

オーブンで温め直す


メリット
霧吹きとアルミホイルさえあれば、ふわふわでおいしく焼き上がる
デメリット
オーブンを備えている家がそれほど多くない
・基本的にオーブントースターで焼く方法と似ている
・オーブンを200~220℃ほどに予熱しておく
・ピザの耳に霧吹きで軽く水をかける
・ピザ下にアルミホイルを敷き、耳の部分もアルミホイルで軽く包む
・5分ほど焼く
・チーズがグツグツしてきて肉類の油が溶けたら出来上がり

MEMO
ピザの耳にチーズやソーセージが入っている種類の生地は、普通のピザより耳が出っ張っていて焦げやすいので、オーブントースターやオーブンで温める場合は、より厳重にアルミホイルで耳部分を包んでおくことをおすすめします。

スチームオーブンレンジで温め直す方法

メリット
ふわふわに仕上がる
デメリット
かなり高価な家電であり、どこの家庭にもあるわけではない
・基本的にレンジの種類や型番でピザの温め方が決まっている
・そのため、説明書通りにピザを温めればよい
・チーズがグツグツしてきて肉類の油が溶けたら出来上がり

パン生地ピザが冷めるとおいしくなくなる理由

ふわふわもちもちを売りにしたパン生地ピザは、パン生地の発酵をピザ店舗でしていることがあります。そして、パンというものは、生地が発酵不足でも発酵過多でも、焼いてから冷めた後で、生地が固くなりがちです。

普段だけでなく、現在、非常に忙しい状況にあるピザ店舗では、ちょうどいい具合の発酵を行うのが難しいのかもしれません。

また、パン生地ピザに限りませんが、ピザの具材の油脂分(だいたいが融点の高い動物性脂肪)は冷めると固まってしまい、口の中で溶けません。そのため、ジューシー感を味わえなくなってしまいます。これもおいしくなくなる理由です。

まとめ

  • ただ温めるだけだと水分が飛んで生地も具材もパサパサになる
  • 適度な水分補給とともに温めることがポイント
  • ホットプレートが1番適温で温め直せ、水分も逃げにくい
  • 道具が家にある可能性が高いという点で、その次に温め直しやすいのがフライパン
  • 家にさえあればスチームオーブンレンジも大変優秀

おいしいものは心身の元気の元です。なかなか外に出にくい現在ですが、工夫して、何でもおいしく食べて暮らしていきましょう。