パン生地のピザのおいしい温め直し方をご紹介したため、次は薄いクリスピー生地のピザのおいしい温め直し方もご紹介します。
クリスピー生地のピザも、ただ電子レンジで温めるのは、やはりNGです。具材の水分が生地に染み込んでしまっているため、生地がふにゃふにゃのまま温まり、クリスピー感が台無しになってしまいます。
かと言って、何も工夫せずにオーブントースターなどで焼いて温め直しても、薄いクリスピー生地ピザは焦げやすく、具材も水分が飛んでしまって、カチカチパサパサになってしまいます。
やはり、おいしく温め直すには一工夫が必要です。
パン生地のピザについてはこちらを参照してください。
【決定版】パン生地の冷めた宅配ピザをおいしく温め直す方法目次
結論:フライパンを使って温め直す
結論としては、フライパンを使って温め直すのが1番です。
理由は、生地の水分を程よく飛ばして、1番クリスピーに仕上げられるためです。
それでいて、具材の水分はそれほど飛ばず、ジューシーに仕上がります。
手順
フライパンのフタが透明だと、具材のチーズがグツグツしたり、肉類の油が溶けたりしているのを確認できるので、具材の温まり具合を確かめるのになお良いです。
油を使いたくない場合
・油なしで焼きたいなら、クッキングシートを敷いてピザを2分焼く
・クッキングシートの下に滑り込ませるように水を2滴足す
・フタをして1分蒸し焼きにする
その他の方法
フライパンの扱いに自信がない、コンロやIHヒーターがない、などの事情がある人向けに、フライパンに比べてややデメリットはありますが、クリスピー生地ピザをおいしく温められる別の方法をいくつか紹介します。
ホットプレートで温め直す
・油(オリーブオイルが良い)を敷き、最初からフタをしてピザを蒸し焼きにする
・水分補給はしなくていい
・具材のチーズがグツグツしたり、肉類の油が溶けたりしたら出来上がり
・油なしで焼きたい場合はクッキングペーパーをピザの下に敷いて、ほかは同様に行う
オーブントースターとアルミホイルを使って温め直す方法
・ピザ下に敷いたアルミホイルで耳の部分を軽く包む
・ピザの耳が硬かったり大きく盛り上がったりしている種類なら、念のために霧吹きで耳を湿らせておく
・3~4分予熱をしたオーブントースターに入れて5分ほど焼く
・これもチーズがグツグツするか肉類の油が溶けたら出来上がり
ヘルシオの過熱水蒸気を使って温め直す方法
・その機能がない型番は、使用説明書から適切な機能を探して自動調理してもらう
・ピザを温め直す機能がなかったら、お好み焼きを香ばしく温め直すモードがピザの温め直しに近い
両面焼きタイプの魚グリルで温め直す方法
・グリルのケースに水を入れておく
・弱火で4~5分ほど焼く
・機種により火の大きさが異なるので、様子を見ながら温める
片面焼きタイプの魚焼きグリル+フライパンで温め直す方法
・フライパンで裏だけ焼いて生地をパリッとさせておく
・後は両面焼きグリルで温めるのと同様に、アルミホイルを敷いて弱火で4~5分温める
・機種により火の大きさが異なるので、様子を見ながら温める
どうしても魚焼きグリルでピザを温め直すなら、重曹水で魚焼きグリルを全体的に掃除してからでないと、ピザへのニオイ移りは免れません。
掃除の手間を込みで考えると、かなり労力がかかる温め直し方なのも、デメリットの1つです。
クリスピー生地ピザが冷めるとおいしくなくなる理由
クリスピー生地のピザの場合は、冷める間に、生地に具材の水分が染み込んでクリスピー感がなくなってしまうことが、おいしくなくなる最大の理由です。
よって、おいしく温め直すには、クリスピー生地部分の水分を飛ばすことが重要です。それでいて、具材は水分を飛ばさない事も重要となります。
まとめ
- クリスピー感を復活させつつ温め直すならフライパンを使うのが1番
- 焦がしにくいという意味ではホットプレートが次に優秀
- ヘルシオは高い家電だがクリスピー生地のピザを本当においしく温め直せる
- ヘルシオは他にも便利に使えるので、まとまった収入が入って家電を買うならおすすめの一品
外に出ることが少なく、食事もピザなど宅配やテイクアウトに頼りがちな日々です。
そんな中でも、せめて食べる物はおいしく食べて、心に元気をつけて乗り切りましょう!