最近SNS上でも動画編集が話題になっていますが、どんな編集ソフトを使っていいか分からないと困っているなら、最近新しく出たEaseUS Video Editorを候補の1つにしてみてもいいかもしれません。
後ほど詳しくご説明しますが、EaseUS Video Editorは動画編集を始めたばかりで編集経験が少ない初心者でもサクサクとYoutubeでアップロードされているような動画編集が出来るように設計されているソフトなのです。
私も数々の動画編集ソフトを使ってきましたが、画面インターフェースなども含めて動画編集入門にピッタリだなという印象を持ちました。
では、さっそく詳しくEaseUS Video Editorについて解説していきたいと思います。
目次
EaseUS Video Editorとは
EaseUS Video Editorはバックアップソフトなどの製品を販売している企業がリリースした動画編集ソフトで、パソコンにソフトをインストールして使用するタイプになります。
基本的な使い方は後で画像も合わせて詳しくご紹介しますが、インストール方法がとても簡単で、インストール後から実際に動画編集するまでの工程も少ないのですぐに編集作業に着手出来ます。
編集用の素材やエフェクトもあらかじめ多数用意されているので、自前で用意しなくても撮影した動画さえあれば様々な編集が可能ですね。
ここではとにかく簡単に初期設定が出来て、様々な編集用素材がたくさんある動画編集ソフトなんだなというのを理解してもらえたら問題ありません。
EaseUS Video Editorの使用要件
ここではEaseUS Video Editorの使用要件についてご紹介しておきます。
対応OSは以下の通りです。
Windows 7
Windows 8
Windows 10
Windows 7はマイクロソフトが2020年1月でサポートを終了しているOSになりますので、
実質使用出来るOSはWindows 8とWindows 10になりますね。利用者の比率としてはWindows 10が多いかと思います。
残念ながらMacOSは対応していないようですね。
メモリやCPUの要件は公式サイトに公開されていなかったので判断は出来ませんが、とりあえず私のパソコンスペック(Windows10、メモリ4GB、Corei5)で特に不自由無く操作出来ています。
可能であればメモリは8GBくらい合った方がいいのかなという印象ですね。
動画・音声についても一般的に使われるフォーマットは以下のように一通り網羅されている印象なので、せっかく購入したのにフォーマットが合わないってことは少ないと思います。(大丈夫だとは思いますが念の為、あなたが普段使用している動画や音声フォーマットは事前に確認しておくようにして下さいね)
対応動画ファイルフォーマット:avi、mpeg、wmv、mp4、movなど
対応音声ファイルフォーマット: wav、mp3、m4a、mid、flac、aac、wma、au、aiff、oggなど
ちなみにYoutube用として使用するなら、mp4やmovに対応していれば問題ないですね。
対応しているデバイスも豊富で公式サイトでは以下のデバイスは対応していると記載がありました。
・Apple
・Samsung
・HTC
・SanDisk
・Sony
・LG
・Huawei
・BlackBerry
・Amazon
などなど。
日本、中国、アメリカなど様々なメーカーのデバイスに対応しているので安心ですね。これらのパソコン、タブレット、スマートフォン、デジカメで作成・撮影した動画ファイルをEaseUS Video Editorで編集することが可能です。
無料体験版と製品版の違い
EaseUS Video Editorは有料の製品版以外に無料で使用出来る体験版も用意されています。
動画編集を始めたいけど、動画編集ソフトを選定する眼が養えていない初心者には非常に助かりますね。
ただし、無料体験版には以下の制約がありますので注意して下さい。
・プリインストールされている素材を全て利用することは出来ない
・1080p解像度の動画エクスポートが出来ない
・編集した動画ファイルにウォータマークが付く
上記の制約は注意しなければなりませんが、動画の時間制限はありませんし、機能的には全て使うことが出来るので「どんな編集ソフトなのか知りたい」という目的であれば十分に確認することは出来ると思います。
EaseUS Video Editorの機能を完全に使いたい場合は製品版を購入する必要がありますが購入パターンとしては以下3パターンになります。
①1ヶ月ライセンス:3,590円
②1年間ライセンス:5,990円
③永久無料アップグレード:9,590円
もし、製品版を購入するなら個人的には圧倒的に②がおすすめですね。
何故かというと製品版を購入しようと検討しているなら少なくとも1か月だけ使うって正直考えにくいと思うからです。実際2か月以上使用するなら②の1年間ライセンスの方が料金は安くなりますし。③も捨てがたい所ですがそもそも動画編集を1年間以上継続するか自信が無いのでしたらとりあえず②を選択しておくのが妥当かと思います。
なので、無料体験版で「EaseUS Video Editor使えるな!」っと思ったなら1年間ライセンスの製品版購入をおすすめします。
ちなみにですが、私が普段よく使用しているFinalCutProという動画編集ソフトは買い切りソフトではありますが、35,000円以上の料金設定になっているのでEaseUS Video Editorは比較的低下価格の料金設定だと思います。
EaseUS Video Editorの特徴
ここまででEaseUS Video Editorの製品概要はお伝え出来たと思いますので、本章では
もう少し細かなEaseUS Video Editorの特徴についてご紹介していきますね。
豊富な編集機能
EaseUS Video Editorは低価格な動画編集とは思えない程豊富に編集機能が用意されています。ざっと紹介するだけでも以下の機能が実装されています。
・トリミング
・分割
・画面の回転
・音声の追加
・スタイル変更
・ズーム
・モザイク処理
・音声文字変換
どれもYoutubeの動画編集でよく使う機能ですし、音声を文字に変換してくれる機能はテロップ作りなどは時間がかかってしまうので時短が期待出来ますね。
作成した動画をSNSや他のデバイスに共有出来る
EaseUS Video Editorは動画編集後エクスポートした動画データを様々なサービスやデバイスに連携させることが出来ます。
例えばエクスポートした動画データをYoutubeと連携してアップロード作業をスムーズにしてくれたり、必要に応じてDVDに焼けたりするので編集後の連携が手厚くなっています。
多彩なエフェクト
Youtubeに動画をアップロードするなら撮影した動画をそのままアップロードしてもなかなか視聴回数を伸ばすことは難しいです。動画のコンテンツももちろん重要ですが、編集技術によって視聴者を逃がさない「仕組み」を作ることが大切になります。
そういった観点でEaseUS Video Editorにはエフェクト機能が多数用意されているので、ここぞという場面で強調したい部分をエフェクトで更に印象強くすることが出来ますので、工夫次第で様々なパターンの動画を作ることが出来ます。
圧倒的に操作しやすいインターフェース
ここは私の一押しポイントですが、EaseUS Video Editorは編集画面のインターフェースが非常に優秀だと思います。少し動画編集ソフトを使ったことがある経験者なら分かると思いますが、ソフトによっては機能が複数画面に散乱していて、自分が今どの機能を設定しているのかよく分からなくなることが多々あります。
EaseUS Video Editorは初期インターフェースに編集画面、プレビュー画面、タイムラインが全て収まっているので、操作迷子になることはほぼないと思います、
今後長く動画編集をやっていくなら「編集画面の使いやすさ」はかなり重要になってきますのでこの点は動画編集ソフトを選ぶときにこだわった方が良いと思います。
他の動画ソフトとの比較
動画編集ソフトで需要のある製品3つを比較したので一覧にしました。
他の製品と比較しても、操作性は使いやすいし、価格も安い印象ですね。
実際に動画編集ソフトを購入する時はこの一覧を参考に検討してみて下さいね。
EaseUS Video Editorの基本的な使い方
ここでは実際にEaseUS Video Editorの基本的な使い方をご紹介します。
インストール方法については以下の記事でご紹介しているので気になる方は読んでみて下さい。
EaseUS Video Editorのインストール方法はこちら
EaseUS Video EditorでYoutube用の動画を編集・作成する方法EaseUS Video Editorの基本的な使い方は以下の4ステップになります。
それぞれご紹介していきますね。
1.EaseUS Video Editorの起動方法
2.EaseUS Video Editorに編集素材をアップロードする
3.EaseUS Video Editorで動画を編集する
4.編集後の動画データをエクスポートする
起動方法
起動方法は簡単です。
通常インストール時にデスクトップにショートカットアイコンが作成されているはずなのでそのアイコンをダブルクリックします。
以下の画面が起動します。
スマホで縦向き撮影した動画は9:16のサイズで、横向きで撮影した場合は16:9のサイズを選択します。通常は16:9になるかと思います。
編集画面のトップ画面が表示されます。
以上で起動方法手順は完了です。
素材アップロード手順
次に編集したい動画をEaseUS Video Editorに取り込みます。
編集画面のトップ画面からインポートボタンをクリックして下さい。
ファイルをインポートを選択して下さい。
任意のファイルを選択して開くをクリックして下さい。
以下のように赤枠内に取り込んだ動画が表示されていればOKです。
以上で素材のアップロード手順は完了となります。
動画編集手順
動画編集手順についてはここでご説明するとかなり長くなってしまいますので別記事で詳しくご紹介したいと思います。操作自体は難しくないので是非読んでみて下さい。
>>動画編集手順はこちら(2記事目内部リンク)
編集動画エクスポート手順
編集した動画をエクスポートする手順になります。
こちらも非常に簡単です。
赤枠の「出力」をクリックして下さい。
出力メニューが表示されるので、自分がエクスポートしたい方法を選択します。
今回はビデオを選択して下さい。
初期値でMP4が選択されていますので、必要に応じて他のファイル形式を選んで下さい。
赤枠の歯車マークをクリックすると出力時の詳細設定を変更することも可能です。
出力をクリックしましょう。
処理が開始されますのでしばらく待ちましょう。
以下の画面が表示されればエクスポート完了です。
実際に再生して問題ないか確認していきましょう。
使ってみた感想
最後に私が実際にEaseUS Video Editoを使って感じた良い点、悪い点についてご紹介したいと思います。
良い点
編集画面が使いやすい
1点目は「使いやすい編集画面」です。この記事でも何回かお伝えしていますが、どれだけ編集機能が良くても編集者が使いづらかったらその動画編集ソフトを高評価することは出来ないんですね。
まず第一に使いやすさだと思いますのでその点ではEaseUS Video Editorはかなり優秀だと感じました。
編集用素材が豊富
2点目は豊富な素材です。編集経験者なら分かってもらえると思いますが、編集用の素材を自分で用意するのって結構大変なんですよね。
様々なフリーサイトから素材をかき集めたり、場合によっては有料素材が必要になったりします。
EaseUS Video Editorにはプリインストールされている素材がたくさんありますので、初心者の頃はこれらの素材だけで十分Youtube用の動画を編集することが可能だと思います。
悪い点
悪い点としては、テレビや映画のような編集機能までは用意されていない点です。
プロレベルになるとテキストやアニメーションの設定は柔軟なカスタマイズが必須です。
EaseUS Video Editorには基本的な編集機能は備わっていますが、プロが期待する程のカスタマイズは出来ないのでテレビや映画などの動画を編集する場合は他のソフトを検討した方がいいと思います。
ですが、Youtubeのような一般の方が投稿可能なプラットフォームであればEaseUS Video Editorで十分対応出来ると思いますので、その点はご安心下さい。
まとめ
ここまで読んでいただければEaseUS Video Editorがどんな動画編集ソフトかお分かり頂けたと思います。
実際の編集イメージを知りたい場合は別記事にて編集部分に特化した記事を作成しておりますので、そちらも参考にしてみて下さいね。
EaseUS Video Editor編集部分を詳しく知りたい方はこちら
EaseUS Video EditorでYoutube用の動画を編集・作成する方法