ファーストフードは、できたての熱々がおいしいですよね。
特にマクドナルドのハンバーガーは、熱い時の肉のジューシーさやとろけるチーズ、バンズ(パンの部分)のフカフカさがたまりません。
けれど、冷めてしまうと、肉の脂は固まってジューシーさは消え、チーズも固まってしまい、バンズもやわらかくなくなり、おいしさは半減してしまいます。
ハンバーガーを温め直そうにも、マクドナルドのハンバーガーは、品物のバリエーションが多彩すぎて、どの種類をどう温めていいのか、まるで見当がつきません。
マクドナルドのハンバーガーは、生野菜が挟まっていたり、温めすぎると挟まっているチーズが垂れそうだったり、箱に入れて提供されるくらい高さがあるハンバーガーだったり、あまりにも種類が多すぎます。ハンバーガーそれぞれに合わせての温め方が、さっぱりわかりません。
バリエーションが多彩すぎるマクドナルドのハンバーガー、時にマクドナルドのマフィンを前にして、どれをどのようにして温め直すべきなのでしょうか?
でも、大丈夫です。この記事では、マクドナルドのいろいろな種類のハンバーガー(あるいはマフィン)が持つ要素ごとに、温め直し方を分けてご紹介します。やや複雑で、少し手間はかかりますが、これを守って温め直せば、おいしいハンバーガーが復活します。
それでは、まず基本のハンバーガーの温め方からご紹介していきましょう。
目次
基本:ハンバーガーの温め方のポイント
生野菜もチーズも挟まっていない、ハンバーグとピクルスが挟まっているのみの、1番プレーンなマクドナルドのハンバーガーの場合です。
特に何にも包まず、電子レンジの解凍モードで10~20秒温める
それだけで、フカフカなバンズと温かいハンバーグが復活します。
なぜ解凍モードで温めるかというと、バンズはとても温まりやすいので、普通のモードの電子レンジで温めると、水分が飛んでカチカチになってしまうためです。
もし、ハンバーガーを買った時にハンバーガーを包んでいた紙があったら、それでハンバーガーを包んで温めてください。
水分が逃げるのをほどよく防いでくれます。
ラップでハンバーガーを包まない
ハンバーガーからでた水分が、全部閉じ込められて、ラップの内部で結露するので、ハンバーガーの表面がびしょびしょになってしまいます。
もし、箱で提供されるハンバーガーなら、箱に入れたまま、箱の下になにか挟んで、下に少し空間を開けて、解凍モードで様子を見つつ20~30秒温めてください。
下に挟むものは、割り箸などがちょうどいいです。
もし電子レンジや、電子レンジに解凍モードがない場合は、ハンバーガーをアルミホイルで包んで、オーブントースターで30~60秒温めてください。
応用編:ハンバーガーがもつ要素ごとの温め方
ここからは応用編です。
基本を元に、マクドナルドのハンバーガーが種類ごとに持つ要素によって、異なる温め方を紹介していきます。
すこし面倒なやり方もありますが、電子レンジだけで適当に温めると、マクドナルドのハンバーガーの種類によっては、ハンバーガーの中身が爆発します。
やり方を守れば、確実においしく温まりますから、まずはやってみましょう。
生野菜ありの場合(レタスやトマトなど)
生野菜をハンバーガーから抜きます。
生野菜以外のすべてを、解凍モードで温めてください。
温めた後に、ハンバーガーに生野菜をはさみ直します。
これで、生野菜のシャキシャキ感がなくなることはありません。
チーズあり
ハンバーガーからチーズを抜いて、他のすべてを解凍モードで温めます。
その後、再びハンバーガーにチーズを挟み直してください。
チーズを温める必要はありません。
チーズをバンズに挟んで少し置けば、バンズやハンバーグの熱で、チーズがほどよくやわらかくなります。
揚げ物あり(特にグラコロ)
揚げ物をハンバーガーから抜いて、揚げ物は弱火にかけたフライパンで軽く焼いて温めてください。
もしくは、予熱したトースターに、クシャクシャにしたアルミを広げたものを敷いて、その上に揚げ物をおいて、1~2分焼いてください。
ホイルから熱が浸透して、揚げ物が全体的に温まり、熱ムラなく温まります。
揚げ物以外のバンズは、解凍モードで温めます。
その後、揚げ物を再びバンズに挟み直してください。
それで完成です。
揚げ物のうち、特にグラコロは、焼いて温めるのでなく、電子レンジで温めると、爆発する可能性がとても高いため、電子レンジでは、絶対に温めないでください。
揚げ物を温め直す方法としては、揚げ直しもありますが、グラコロだと、これでも爆発のリスクがあります。
やはり、フライパンかオーブントースターで焼くのが1番です。
マフィン
電子レンジで、マフィンの内部を10~20秒ほど温めてください。
それから、トースターでマフィンの外側を30秒ほど焼いて、表面を温めるだけでなく、カリカリに仕上げてください。
こうすると、店の味とはやや異なる食感になりますが、とてもおいしく仕上がります。
ちなみに、マフィンに生野菜やチーズが挟まっていたら、それらを抜いてから、その他を電子レンジやオーブントースターで温めてください。
ヘルシオを使ったウラワザ
過熱水蒸気オーブン、ヘルシオの『まかせて調理』モードで、バンズと中身のハンバーグ、揚げ物、マフィン、卵、ベーコンなどを同時に温めてしまいます
チーズと生野菜は抜いておいて、温めたハンバーガーの具をはさみ直すときに、一緒にはさみ直したほうがいいです。
『まかせて調理』モードとは、ヘルシオ内蔵の機械が食材を自動判別し、食材にあった温め方をしてくれるモードで、『まかせて調理』モードがついていないヘルシオは、AX-CA450、AX-AS400、AX-CA400、AX-SP300で、それ以外の機種にはすべてついています。
ヘルシオは、かなり高価な家電ではありますが、家庭で作れる料理の幅が大変広がり、しかも機械任せにしていいので、料理の時短にとても役立ちます。
家計との相談になりますが、購入を検討してみてもいいのではないでしょうか。
その他の活用方法
マクドナルドのポテトの温め直し方はこちら

まとめ
マクドナルドのハンバーガーの、種類による要素別のおいしい温め方と、ヘルシオを使って、ハンバーガーの具をすべて1度に温めるウラワザをご紹介しました。ウラワザ以外は少し手間がかかりますが、確実においしく温められます。
温めるときは、特に、
- バンズの温め過ぎ
- グラコロを電子レンジで温めてしまうことによる爆発
に気をつけてください。
それさえ気をつければ、後は、チーズを抜き忘れてチーズがとろけ過ぎてしまっても、生野菜を抜き忘れて生野菜に火が通ってしまっていても、それなりに食べられる温かいハンバーガーになります。
ハンバーガーは、もちろん店で出来たてを食べられれば1番なのですが、そうもいかない事情というものがあります。
子供連れでマクドナルドにいったら、子供がおまけのおもちゃにハマってしまって、予想外に食べなかった、ということもあるでしょう。
昼はラクしようとマクドナルドでハンバーガーを買ったけれど、帰ってからの家事が予想以上に多くて、ふと気づいたらすっかりハンバーガーが冷めていた、ということもあるでしょう。
仕事終わりにハンバーガーを夕飯に買ってひと息ついていたら、急ぎの仕事が入って、それを一生懸命済ませたら、ハンバーガーがすっかり冷え切っていた、ということもあるでしょう。
そういう、育児に家事に仕事に大変な人たちに、おいしくマクドナルドのハンバーガーを温め直す方法を送ります。お役に立てば幸いです。
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