誤ってファイルを削除してしまったり、作業中にWindowsアップデートが走り、強制的に再起動になってしまったので、作業中のファイルがなくなってしまったことはないでしょうか。
通常はバックアップを取っていないと復元することはできませんが、ファイル復元ソフトを利用すると、元に戻せる可能性があります。
ファイル復元ソフトは、インターネットで検索すると、かなりの数が出てきますが、パソコンの中のファイルをそのファイル復元ソフトに読み込ませる権限を与える関係上、パソコンをスキャンしてウィルスに感染させる可能性もあります。
そのため、ある一定程度信頼できるものを選択する必要がありますが、この手のソフトは海外製しかなく、どれを選んでいいのかわからない方も多いと思います。
ここでは、多くの海外製ソフトウェアを試してきた私が、データ復元ソフトとして最も精度がよく、安心して使用できるものをご紹介します。
目次
MiniTool Power Data Recoveryとは
ファイル復元ソフトとしてこれを使えば間違いないといえるものはこの「MiniTool Power Data Recovery」です。
ディスクやパーティション管理、データ復旧、データバックアップのソフトウェアを提供している企業で、カナダと香港に拠点を置く企業で、第三者機関であるデンマークの「Trustpilot」社レビューにおいて、「優良」の点数を獲得しています。
世界で累計4000万ダウンロードされており、私もMiniTool系のソフトは愛用していて特に怪しい動作もないため、信頼しても大丈夫と思います。
「MiniTool Power Data Recovery」の基本機能は、パソコン上で失われたデータを簡単な操作で復元できるリカバリーツールです。
Windowsの「ごみ箱」から削除してしまったファイルであってもファイル/フォルダごと復元することができます。
また、削除だけでなく、破損してしまったパーティション内からもデータを取り出すこともできるので、パソコン上のファイルを削除した・開けない状態になってしまったなどのあらゆるトラブルを解決してくれるソフトウェアです。
MiniTool Power Data Recoveryの使い方
MiniTool Power Data Recoveryの公式サイトからソフトをダウンロードしてインストールすると、以下の画面が立ち上がります。
>MiniTool Power Data Recoveryの公式サイト
上段にドライブ、下段にファイルの場所が表示されています。
上段のドライブをクリックすると、そのドライブのファイルをスキャンして、削除されたファイルの一覧が表示されます。
今回は、デスクトップのスキャンしてみます。
するとこんな感じでデスクトップをスキャンして、過去削除したファイルの一覧が表示されます。
デスクトップ全体をスキャンしたため、膨大なファイルが検出されていますが、どういったファイルがスキャンされているのかピックアップしてみると、2018年1月28日に削除したフォルダやファイルが表示されていました。
私がこの記事の執筆に使用しているパソコンは2017年11月に購入した「XPS 15 9560」なのですが、購入した初期に削除したファイルまでをスキャンしてくれるのは、すごいを通り越して恐ろしいレベルです。
このようにスキャンされたファイルを選択して復元することができます。
価格
価格は時期によっても増減するため最新の価格は以下から確認するようお願いします。
>MiniTool Power Data Recovery価格
無料版でも復元可能なデータ量が1GBと制限がありますが、ファイル復元の基本機能はしっかり使えるので十分かと思います。
復元したいファイルが膨大な場合は有料版を検討してもいいかもしれません。
まとめ
ファイルを誤って削除してしまうことや、いらないと思って削除したけど、数日経ってやっぱり必要なファイルだから復元したいと思うことはよくあると思います。
今は、無料で削除したファイルを復元できますが、いつ有料化されるかもわからないので、とりあえずダウンロードだけしておくのもありと思います。