b-mobileは格安でMNP弾を作りたい方におすすめの格安SIMです。
格安SIM競争の中では順位を落としているb-mobileですが、格安SIMの中でもめずらしいソフトバンク回線も選択することができ、特に最低利用期間や解約金がないプランはMNP弾にとても適しています。
老舗格安SIMのb-mobileをMNP弾として使いたい方に役立つ費用や期間、知っておいてほしい注意点などをご紹介します。
目次
b-mobileとは
b-mobileは、格安SIMの老舗である日本通信株式会社が運営する格安SIMです。
日本通信株式会社(以下、日本通信)は、1996年5月24日に格安SIMの事業モデルを提唱してきた会社です。格安SIM会社の中でも老舗企業となる日本通信は2009年3月に格安SIMを設立しました。
現在の格安SIM業界の基盤を作ったといっても過言ではありません。
2011年には格安SIM第1号を販売し、2017年3月22日、b-mobileは格安SIMで初となるソフトバンク版iPhoneが使える音声通話SIMとしてb-mobile Sの提供を開始しました。
b-mobileにはいくつか提供しているプランがありますが、b-mobileで費用を抑えてMNP弾を作る場合、「b-mobile S 990ジャストフィットSIM」プランを使用します。
b-mobileの評価
「b-mobile S 990ジャストフィットSIM」は、最低利用期間はもちろん、解約金もかかりません。
また、MNP先となるキャッシュバックをつけるドコモ、au、ソフトバンク、楽天モバイルなどの4大キャリアでないため、万が一、ブラックリストに入ったとしてもデメリットはほぼ皆無です。
そのため、MNP弾を作るなら「b-mobile S 990ジャストフィットSIM」一択で問題ないです。
項目 | 費用(税別) |
新規事務手数料 | 3,000円 |
月額料金 (音声通話有り) | 990円 (日割り計算されません。) |
MNP転出費用 | 0円 |
解約金 | 0円 |
ユニバーサルサービス料など | 4円 |
合計 | 3,994円 |
MNP弾として使うため、通話オプションはいりません。申込む工程で通話オプションの有無を選択できるので、外しておくのを忘れないでください。
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昔は解約後、SIMカードを「bモバイル・ヘルプデスク」まで返却が必要で手間もかかりデメリットでしたが、現在では返却不要となったため、手続きも簡素になりおすすめです。
b-mobileのスペック
同時複数台開通
b-mobile Sの「b-mobile S 990ジャストフィットSIM」は、最大5回線の契約が可能であり、さらに、最大5回線の同時複数台開通が可能です。
この同時複数台開通ができるのは、イオンモバイルがありますが、転出費用がかさみますし、費用が最安クラスのリンクスメイトはSIMの発送連絡がないと2枚目のSIMの契約ができなかったりするので、一度に5回線必要になる場合などは、非常に便利です。
また、b-mobileは申込む際にリンクスメイトと同様に「b-mobile ID」のアカウント作成が必要です。
公式ホームページから「My b-mobile」に必要情報を入力し登録したら、「My b-mobile」で申込パッケージの購入から申し込みまでできるようになっています。作成したb-mobile IDひとつで、申し込んだ4回線を同時に管理ができます。
MNP弾として使用する場合は、ほぼ関係ありませんが、アカウントは1つにつき、1契約のSIMカードにつき1プランと決まっているので、月額料金プランは1回線ずつにかかります。
1プランを複数台でシェアすることはできません。
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b-mobileのMNP転出までの日数
b-mobileのMNP転出までの日数は最短で5日見込むのが安全です。
行動 | 備考 | |
1日目 | SIM申込 | – |
2日目 | – | 書類審査・SIM発送 |
3日目 | – | – |
4日目 | MNP回線開通手続き MNP予約番号発行手続き | MNP予約番号発行前に通信・通話必須 |
5日目 | MNP転出完了 | MNP予約番号取得 |
MNP予約番号発行前に「My b-mobile」でステータス情報を確認してください。
また、b-mobileは開通月と解約月については日割り利用金になるため、あえて月初に契約したり、月末にMNPをする必要がありません。
短期解約リスク
b-mobileの「b-mobile S 990ジャストフィットSIM」には最低利用期間や解約金がありません。
そのため、2021年現在MNP弾としてはかなりおすすめの格安SIMです。
2014年10月より総務省では短期解約防止のために法を改正を行いましたが、このガイドラインに引っかかってしまうと、新たに携帯電話の契約ができなくなってしまう可能性があります。
ですが、短期解約の繰り返しによるブラックリストインは今のところ、私の実績からおそらくないと思われます。
参考までに、私のMNP弾履歴を掲載します。
私の実績
- 2020年4月:2回線開通・当月中全回線MNP転出
- 2020年5月:2回線開通・当月中全回線MNP転出
- 2021年7月:5回線開通・当月中全回線MNP転出
- 2022年2月:1回線開通・当月中MNP転出
必要以上にMNP弾として利用すると、b-mobile内でルール改正がありブラックリスト入りする可能性もないとも言えませんが、ただし、仮にブラックリストに入ったとしても他の優秀なMNP弾もあるため安心していただいても大丈夫かと思います。
例えば、以下。

まとめ
b-mobileをMNP弾として使う前に知っておくと役立つ費用や転出日数、注意点などを解説しました。
最低利用期間と解約金が発生しない「b-mobile S 990ジャストフィットSIM」はMNP弾に活用できるプランであることがわかりました。b-mobileは現在、MNP弾の作成費用も一番安いのでおすすめです。
キャンペーンがないのは気になりますが、全体の費用が安いというのは大きなメリットといえます。
こちらでご紹介した情報を参考に、ぜひ活用してみてください。
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