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バイクの駐車違反の回避方法|歩道・私有地ならOK!?駐禁の条件と基準

私の最寄り駅はターミナル駅で、スーパーやホテル、文化施設などがあり、人が多く賑わっています。

このような場所でよく見かけるのが自転車やバイクが駐車違反している光景です。

バイクの駐車違反は、6,000円~10,000円の反則金ですので、車と比べて比較的気軽にしてしまいやすい割に大きな金額です。

バイクの駐車違反について

車と同様にバイクにも駐車違反は2種類あります。

「駐停車違反」「放置駐車違反」です。

これらの違いは、運転者がすぐに運転して車やバイクを移動させることができるかどうかです。

MEMO
できない場合は「放置駐車違反」となります。

またそれぞれについて、「駐車禁止場所」、「駐停車禁止場所」に停めているかどうかで反則金の金額が変わります。

ですが、「駐車禁止場所」と「駐停車禁止場所」の定義を理解し、これを避けて駐車することは我々素人には難しいため、以下で解説する一部を除き、どこに停めても駐車違反になると考えていた方が懸命です。

法律上のバイクの位置づけ

道路交通法上、バイクは自動車と同じ「車両」と定義されています。

道路交通法では、車両の定義として、「車両とは自動車、原動機付自転車、軽車両及びトロリーバスをいう」と定義され、さらに「軽車両とは、自転車、荷車その他人若しくは動物の力により、又は他の車両に牽引され、かつ、レールによらないで、、、」とあります。

つまり、

車両=車・バイク・原付き・自転車

です。

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ちなみに、動物の力によって牽引されている乗り物も含まれるため、馬車も車両ですね(笑)

法律上指定されている駐車方法

道路交通法上で指定されている駐車方法は、

「道路の左端に沿い、かつ、他の交通の妨害とならないようにしなければならない」

としています。

さらに、「道路」とは「道路法」に定義されており、路側帯は含み、歩道は含みません。

つまり、上図のように、歩道に駐車しているバイクは、「駐車禁止」と明示されていなくとも道路交通法違反により取り締まりを受けることになります。

そもそも、道路交通法上では、車とバイクは同系列で扱われているので、なんとなくの感覚で、車が歩道に駐車していたらアウトですよね。
車=バイクなので、バイクもアウトです。

さらに、自転車も車両で道路交通法の範囲内ですので、歩道に停めている自転車は駐車違反です。

駐車違反を回避する方法

結論からいうと100%回避する方法は、駐輪場に停める以外にありません。

私有地

警察がなんの根拠を以て駐車違反として取り締まっているかというと、道路交通法違反を根拠に取り締まりをしています。

ですので、その道路交通法の及ばないところに駐車すればいいのです。

そう、私有地です。

皆さんが庭付きの一軒家に住んでいたとします。

その庭に車やバイク、自転車を置いていたとします。

そこに警察が突如現れて、駐車禁止として反則金を払えと言ってくるでしょうか。

道路交通法は公道を対象としており、私有地は対象外です。
そのため、私有地にバイクを停めれば、警察が取り締まることはできません。

駅前にある私有地としてメジャーなのが公開空地です。

【公開空地1】

【公開空地2】

土地自体はマンションや高層ビルなどの管理者が所有しているのですが、一般にも解放され、誰でも自由に移動できるものです。

一般にも解放されていますが、公道ではなく、土地の所有者がいるため私有地です。

または、街路樹などの植え込みです

【街路樹】

街路樹の所有者は各自治体ですので、私有地です。

ですが、この方法を使ってもバイクを撤去されることがあります。

理由は、土地の所有者からの通報です。

逆の立場になってみると、自分の家の庭に知らない人のバイクが停まっていたら通報するかと思います。

つまり、公道であれば、道路交通法違反により駐車違反となり、私有地であれば、土地の所有者がレッカーを呼び、バイクを撤去される可能性があります。

実際の事例を以下のアプリで解説している方がいたので、気になる方はチェックしてみてください。

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歩道

他のサイトを見ると、歩道に駐車すれば駐車違反にならないと解説されているのを見かけますが、根拠はなんなのでしょうか。

道路交通法上、道路は歩道は含みません。

そして、駐車していいのは道路のみですので、歩道に駐車した場合は駐車違反です。

バイクカバーでナンバーを隠す

現実的に一番リスクが少なく有効な手段としておすすめするのは、このバイクカバーでナンバーを隠す方法です。

違法駐車のバイクを取り締まる場合には必ずナンバーを記録する必要があります。

MEMO
ナンバーではなく、車体番号でも可

これをバイクカバーで隠してしまえば、ナンバーを記録することができなくなるため、取り締まりができないというわけです。

例えば、以下のようなロック付きのバイクカバーにしておけば、めくられて確認されることもないので安全性はより一層高まります。

取り締まりでだけなく、盗難防止にも非常に役立つので、購入しておくことをおすすめします。

結局、100%駐車違反を回避する方法はないのか

100%回避する方法はないのですが、バイクカバーに加えてさらに確率を下げる方法はあります。

それは、公道に1台だけ停めることを避け、自転車や他のバイクがたくさん停めているところに停めることです。

警察もバイクを取り締まる際は神経を使います。
それは、取り締まろうとするバイクの近くに別のバイクが違法駐車していれば、それも取り締まる必要があるからです。

そのため、多くのバイクが停まっているところでの取り締まりは比較的避ける傾向にあるようです。

まとめ

バイクの駐車違反を100%避ける方法はありません。

車の駐車違反を回避する方法で解説したとおり「放置」状態を避けることができれば、駐車違反を回避できますが、一人乗りが主な用途のバイクでは難しいかもしれません。

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