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【2025年版】ユーザー車検に最低限必要なもの|書類・費用を解説

ユーザー車検に必要な書類は年々簡素化されいて、古い記事や業者のサイトでは、ユーザー車検のハードルを上げて自社のサービスを利用してほしいのか、今では不要な書類や、なくてもいいのに入手がめんどくさい書類まで必要かのように記載されているため、注意が必要です。

ユーザー車検を受けるために準備するもの

  • 車検証
  • 自賠責(自動車損害賠償責任保険証明書)
  • 現金(6万円あれば安心)

ユーザー車検に最低限必要な書類は、上記のとおりです。

これ以外のものは、税金を滞納しているなど、特殊なケースを除き不要です。

車検証

ユーザー車検は、車検証がなければ受けることができません。

受ける前提として、物理的な紙を持っている必要があるため、写メを取ってスマホで見れる状態にしておく場合もNGです。

自賠責(自動車損害賠償責任保険証明書)

 

自動車を人にぶつけてしまった場合などの保証する「強制」保険です。

基本的には、車検のタイミングで延長するため、こちらも原本が必要です。

現金

車検を受ける自動車検査登録事務所 では、電子マネーやクレジットカードに対応していないため、各種支払いには、現金が必要です。

支払うものは以下のとおり

内容金額
検査手数料軽自動車:1,400円
小型自動車:1,700円
普通自動車:1,800円
自賠責保険料軽自動車:21,550円
自家用車:21,550円
自動車重量税エコカー減税車:免税
エコカー減税なし:5,000円~

振れ幅が大きいのが自動車重量税です。

MEMO
目安としては、「フィット」であれば、16,400円、「フリード」であれば、24,600円、「エスティマ」であれば、32,800円です。

ハイブリッドであれば、減税されたり仕様により重量税は異なるため、詳細は自身の車種毎に確認してください。

その他

必須ではありませんが、軍手があると便利です。

検査員がタイヤを接続しているボルトの緩みがないかチェックしますが、タイヤのホイールカバーは自分で外さないといけません。

このホイールカバーを外す作業自体はホイールカバーを単純に引っ張って外すだけなので簡単ですが、手が汚れるので、軍手かもしくはウェットティッシュくらいあると便利です。

不要な書類・事前準備不要な書類

納税証明書(自動車税納税証明書)

多くのサイトでは、ユーザー車検に必要な書類として記載されていますが、2015年4月1日から納税証明書は電子化されたため、準備不要な書類です。

MEMO
ただし、自動車税を滞納して、車検直前に自動車税を収めた場合、納税した事実がシステムに反映されておらず、確認できないことがあるため、滞納していた場合は用意した方が無難です。

自動車検査票

現地で調達できるため、事前に準備する必要はありません。

各検査を受ける度に合格のハンコが押されていき、すべての検査終了とともに、回収されるので手元にも残りません。

自動車重量税納付書

現地で調達できるため、事前に準備する必要はありません。

継続検査申請書

事前に準備しておくよう記載されているサイトもありますが、現地にて調達できるため不要です。

定期点検整備記録簿

24ヶ月点検・12ヶ月点検の法定点検を記録したものです。

業者に車検を依頼する場合に、過去の整備状況や消耗品の交換などを提案する際に必要となってきます。

ユーザー車検では使用しません。

認印

すべての手続は、サインでOKですので、認印は不要です。

予備検査場(テスター屋)を利用すべきか

車の知識が一切ない人でも、安心してユーザー車検できるように、初心者専用レーンがあったり、車検に入る前に検査員が事前に検査内容の説明や簡易チェックをしていただけるので、初心者だから心配という理由で予備検査場に行く必要はありません。

また、車検で検査する内容は、自動車が運行する上で、最低限必要な検査項目だけですので、よほどのことがない限り車検にとおらないことはありません。

車検が通らないというは、ブレーキを踏んでも効きが極端に弱くなっていてブレーキが効かない、であったりエンジンが故障寸前で十分排気できてないといった運行上重大な問題がある場合です。

注意
違法改造は除く

そのため、車検に通らないことはまずありえないのですが、万が一、車検が通らなかった場合に、修理に行く時間がなく、今日の車検が通らなければ、車検切れになってしまうといった状況でない限り、不要です。

まとめ

2021年1月にユーザー車検を実施してみて、ネット上で書かれている記事が古く、不要な書類まで用意しないといけないかのように書かれていますが、「車検証」「自賠責」「現金」のみで受けることできます。

非常に簡単なので、業者に余計な手数料を支払わずに、サクッとユーザー車検で済ませてしまいましょう。