これまでiPhone 13 miniの案件は、レンタル契約(2年後返却)が必要であったため、一見お得に見えるのですが、収支があまりよくない状況でした。
ですが、3大キャリア(ドコモ・au・ソフトバンク)の中でもソフトバンクのみレンタル契約ではなく、買い切り契約の案件が出てきたので、収支の考え方を解説してきます。
一括案件に初めてチャレンジする方はこちらも参照してみてください。
【2024年版】MNP携帯乞食の稼ぎ方|方法と手順を詳細解説目次
これまでのiPhone 13 miniの一括0円案件との違い
これまでiPhone 13 mini案件は以下の画像のような案件が一般的でした。
「いつでもカエドキプログラム加入」とありますが、これがいわゆるレンタル契約で、2年後に端末の返却が必要なプログラムです。
>参考:いつでもカエドキプログラム
2年後に返却しなかった場合、端末の購入が必要でこれが約50,000円程度かかるため、収益を大きく圧迫していました。
ですが、今回、ソフトバンクから出されているiPhone mini 13 案件の条件が以下。
見かけ上の価格は、23円→9,800円に上がっているように見えますが、ソフトバンクの案件は端末を返却する必要がない(=端末買取費の約50,000円を支払わなくて良い)ため、レンタルプランの契約が条件になっていないにも関わらず、128GBモデルで9,800円と異常なレベルでお得になっています。
どれくらいお得なのかは、実際に収支計算してみます。
iPhone 13 mini の収支計算
MNP弾を用意するコストで費用が異なりますが、一旦、万が一ブラックリスト入りしても問題ないNURO Mobileを利用した場合で計算します。
NURO MobileのMNP弾費用
項目 | 費用(税込み) |
新規事務手数料 | 3,300円 |
月額料金 (音声通話有り) | 0円 (初月無料) |
SIMカード準備料 | 440円 |
MNP転出費用 | 0円 |
解約金 | 0円 |
合計 | 3,740円 |
NURO MobileはMNP転出費用や解約金もなくMNP弾としては最安クラスです。
この回線をMNP弾とした場合で、収益計算します。
iPhone13 miniの収益
項目 | 費用(税込み) |
NURO Mobile MNP弾費用 | -3,740円 |
新規事務手数料 | -3,300円 |
メリハリ無制限 (初月) | -7,238円(日割り不可) |
LINEMO月額料金 (翌月以降) | -2,728円 |
ユニバーサルサービス料 | -2円 |
iPhone 13 mini購入 | -9,800円 |
iPhone 13 mini売却 | +80,000円 |
収支 | +53,479円 |
いくつか補足します。
選択できる料金プランは「メリハリ無制限」のみのケースがほとんどです。
この「メリハリ無制限」は7,238円と高額で日割り計算ができません。
そのため、契約当月中に月額費用が2,728円と安いLINEMOへ乗り換えをしたとして計算しています。
ソフトバンク→LINEMOへの乗り換えは、これまでブラックリスト入りの報告が上がっておらず、ソフトバンクの中ではプラン変更処理されているようなので、当月にLINEMOへの変更していただいて問題ありません。
この案件が開始されてから、端末の流通数が伸びたので若干売却相場は下がり現状の売却額の相場は80,000円程度です。
とはいっても、以前は端末レンタルで約50,000円追加で支払って買い取っていたことを考えると非常にお得になっています。
ただし、ここでLINEMOの維持費が問題となります。
ソフトバンク→LINEMOの変更は、ソフトバンクブラックにはならないですが、LINEMOについては、検証結果もそれほどあがっていないため、100%安心という保証はありません。
参考までに私はLINEMOを当月MNP弾として2回利用して、3回線目を開通できたので、少なくとも即日MNP弾として2回しても大丈夫だとは思います。
まとめ
これまでのMNP案件は収支がよくて3万円程度が一般的でしたが、このソフトバンク案件は、5万円超えです。
本件はまたとないチャンスかつ、収支が良好なので、初心者が多少ミスっても損することは間違いなくない案件なので、これを機にデビューしてもいいかもしれません。
こういった案件を見かけて即座に動けるようにするために、MNP弾は常備しておくべきです。
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