MNPにより端末一括0円やキャッシュバック付きの案件が増えてきましたが、昨今ではTwitterやYouTubeなどで情報が拡散されるスピードが非常に早く、良案件は案件が公表された当日中に在庫切れになることもめずらしくなくなってきました。
そういった場合に備えて、MNP弾を常備しておきたい一方で、MNP弾を用意した当月に良案件に巡り会えなかった場合に困るのがMNP弾そのものの月額費用(=維持費)です。
ここでは、MNP弾の維持費をまとめました。
目次
MNP弾維持費一覧
SIM提供会社 | 新規事務手数料など | 最安月額料金 |
楽天モバイル | 0円 | 0円 |
povo2.0 | 0円 | 0円 |
LINEMO | 0円 | 990円 |
イオンモバイル | 3,300円 | 803円 |
b-mobile | 3,300円 | 1,089円 |
リンクスメイト | 3,300円 | 517円 |
BIGLOBEモバイル | 3,300円+433円 | 1,078円 |
エディオンSIM | 3,300円+433円 | 1,078円 |
UQモバイル | 3,300円 | 1,628円 |
IIJ | 3,300円+433円 | 850円 |
mineo | 3,300円 | 990円 |
NURO Mobile | 3,300円+440円 | 初月無料(792円) |
OCNモバイル | 3,300円+433円 | 550円 |
各種キャンペーンで月額費用や新規事務手数料が無料になる場合がありますが、一旦考慮せずに記載しました。
どの回線も毎月の維持費が1,000円前後ですので、新規事務手数料無料の回線が非常に魅力的に見えますが、新規事務手数料無料のSIMは、4大キャリア(ドコモ、au、ソフトバンク、楽天モバイル)関係のSIMとなり、端末一括0円やキャッシュバック盛り盛り案件を提供しています。
そのため、万が一ブラックリストに入った場合に良案件に行けなくなってしまう可能性があるため避けたほうが無難です。
寝かせ回線としておすすめのMNP弾
寝かせを前提としたMNP弾として最もおすすめするのはリンクスメイトです。
現状ブラックリストに入る可能性はなく、万が一、ブラックリストに入った場合でもリンクスメイトでは一括0円端末やキャッシュバックの案件はないため、大きな損失とはなりません。
また、月額維持費は4大キャリアの0円を除けば最も安価な495円(税込み)です。
>リンクスメイトの公式サイトはこちら
次におすすめするのは、以下のSIMです。
こちらはリンクスメイトよりも月額維持費が若干上がりますが、月額費用が初月無料なので、寝かせといいつつ短期であればおすすめするSIMです。
>NURO Mobileの公式サイトはこちら
寝かせ回線として避けたほうがいいMNP弾
BIGLOBEモバイル・エディオンSIM
こちらは、月額費用も安い部類でMNP弾として利用すること自体は問題ありませんが、SIM単体契約でキャッシュバックがつく案件を実施しています。
以下を参考にしてください。
BIGLOBEモバイルSIMのみ契約キャッシュバック案件は儲かるのか|収支計算解説 エディオンSIMのキャッシュバック案件の収支|儲かるのか・利益計算結果この案件にいくためには、MNP弾が必要なため、BIGLOBEモバイルやエディオンSIMはMNP弾として利用するというよりも、MNP弾の利用先としてBIGLOBEモバイルやエディオンSIMの枠を空けておくことをおすすめします。
UQモバイル・mineo
こちらは、ブラックリスト制度があるため、MNP弾として利用しないことをおすすめします。
特にmineoは格安SIMとしては非常に優秀なSIMで、最安プランで利用していても、他の人の余ったパケットをもらうことができるフリータンクという制度があり、契約プラン以上のコスパが見込めるため、非常に安価となり、メイン回線として利用するのをおすすめしたいレベルです。
そのため、いざmineoに変更しようとしても契約できない、、、ということを避けるためにもmineoをMNP弾として利用するのはおすすめできません。
IIJ・OCNモバイル
IIJ・OCNモバイルも端末とセットで回線開通すると、端末を非常安価に購入できるキャンペーンを連発している格安SIMの会社です。
ですので、MNP弾として利用するというよりも、作ったMNP弾の乗り換え先として利用価値があり、ブラックリストに入ってしまったときの損失が大きいため避けた方が無難です。
特にOCNモバイルは定期的に祭りになるレベルのお得な案件を提供しており、ブラックリスト制度もあるため、MNP弾として利用しないようにしましょう。
まとめ
寝かせの維持費が最も安いのはリンクスメイトですので、具体的な案件がまだ見つかっていないがいつでも動けるようにMNP弾を用意しておきたい、という方にはおすすめです。
おすすめのMNP弾は以下の記事を参考にしてください。
【2024年版】おすすめの最安MNP弾の作り方|MVNOを使った最新の費用・期間